元SMAP・稲垣吾郎が月・火曜日のパーソナリティを務めるラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)。水・木はロックバンド「OKAMOTO’S」のベーシスト、ハマ・オカモトが担当しているが、6月23日放送回はハマの代打で関ジャニ∞・丸山隆平が出演した。稲垣との共演こそかなわなかったものの、ジャニーズファンやリスナーから驚きの声が上がっている。
『THE TRAD』は“架空のレコード店”という設定で「上質な音楽を、じっくり味わう。」というコンセプト。稲垣が「店長」で、ハマは「副店長」の肩書がついており、フリーアナウンサー・吉田明世(月・火)と中川絵美里(水・木)がアシスタントとして参加している。
関ジャニ∞でベースを弾いている丸山は、かねてよりハマと親交があり、今年4月21日放送の同番組にもゲストで登場。その際、ハマは早くも再出演の約束を取り付けていたそうだが、自身が海外出張のためお休みする今回のタイミングで、丸山に代打をお願いしたとか。
こうして、6月23日は「まる副店長」が“店番”を任されることに。丸山がセレクトした「いまラジオでかけたい、バンド音楽を感じる曲」を流したほか、関ジャニ∞のニューシングル「喝采」(7月6日発売)の告知も。番組後半はバンド・a flood of circleの佐々木亮介を迎え、トークを展開していた。
「番組内で、丸山はハマに関するエピソードを話していたものの、曜日が違うこともあり、『店長』こと稲垣については特に触れなかったようです。エンディングでは『大丈夫やったかな? とも思って。副店長としては。帰りにエゴサ(エゴサーチ)するのが怖いですね』と本音を吐露していました。こうなると、店長・稲垣が代打の丸山をどう評価したのか、気になるところですね(笑)」(ジャニーズに詳しい記者)
周知の通り、稲垣は2017年9月8日をもって草なぎ剛、香取慎吾とともにジャニーズ事務所を退所し、元SMAPのチーフマネジャーと“合流”。同9月22日には3人共同のファンサイト「新しい地図」を立ち上げ、それぞれマルチな活動を続けている。
なお、元SMAPメンバーだと、20年3月いっぱいでジャニーズを去った中居正広は、最近でも現役ジャニーズとテレビで共演しているが、「新しい地図」の場合は事情が異なる。中居や、現在もジャニーズに所属する木村拓哉とは違い、基本的にジャニーズとの共演は皆無の状態なのだ。
「草なぎと嵐・二宮和也は昨年3月の『第44回日本アカデミー賞』の授賞式で同じステージに上がっていますが、これは異例の機会といえるでしょう。また稲垣が出演した19年度後期のNHK連続テレビ小説『スカーレット』には、関西ジャニーズJr.内ユニット・Aぇ! groupの正門良規も登場していましたが、2人の共演シーンはなく、物語上でも“ほぼ入れ違い”。それでも、同じ作品に出ただけで業界内外から反響がありました。今回の『THE TRAD』も共演こそありませんが、“ニアミス”状態。ジャニーズファンは衝撃を受けたようです」(同)
丸山の『THE TRAD』登場には、ネットユーザーも「関ジャニの人が代理副店長? 吾郎店長とは別日だけど、同じ番組にジャニーズの人が出るって、どういう風が吹いたの?」「『TRAD』に丸ちゃんが出たんだ! 月・火曜は吾郎さんだよね。近い将来、雪解けがあるのかな?」「曜日が違うとはいえ、昔は同じ番組に出ることも難しかった気がする。うれしい変化」「副店長代理の丸ちゃんは、吾郎店長と面談したのかな」と衝撃を受けていた。
今後、ラジオやテレビで現役ジャニーズと「新しい地図」サイドの共演はあり得るのだろうか? 引き続き、動向に注目が集まる。