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Kis-My-Ft2・宮田俊哉、「若手声優以上の才能」アリ!? 『プリキュア』出演で絶賛の声続々

 今年2月からテレビ朝日系で放送を開始した女児向けアニメ『デリシャスパーティ・プリキュア』(・はハートマーク、以下『デパプリ』)に出演しているKis-My-Ft2・宮田俊哉。ネット上ではジャニーズファンだけでなく、アニメファンからも好意的な声が相次いでいるが、その実力については声優業界関係者も、「若手声優以上の才能がある」と絶賛する。

 2004年からスタートした人気アニメ『プリキュア』シリーズの第19弾となる『デパプリ』は、「ごはん」をモチーフにした作品。「ごはんは笑顔」をキーワードに、普通の女の子3人が人々の笑顔を守るべくプリキュアに変身し、お料理の妖精・レシピッピを狙う怪盗ブンドル団に立ち向かう物語だ。

 宮田は、追加キャストの1人として、主人公・和実ゆい(キュアプレシャス/菱川花菜)が通う中学校の生徒会長・菓彩あまね(茅野愛衣)の双子の兄、ゆあんとみつきを一人二役で演じている。

 6月5日放送の第13話「うばわれた思い出を守れ!明かされる拓海のヒミツ」で初登場を果たすと、ネット上には「声優うますぎない?」「ほかの声優さんに混ざってもなんの違和感もない」「二役だったけど別人かと思った」「演じ分けができててすごかった……言われなきゃわからないと思う」「さすがオタクが信頼できるジャニーズ!!」と称賛の声が続出した。

「“オタクアイドル”として知られている宮田は、20年にアニメ映画『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』で声優に初挑戦するにあたり、“イチから声優の基礎を学んだ上で演じたい”という思いから自ら志願して、声優事務所・ステイラックや養成所・フォローアップの代表で、若手の育成に注力している浪川大輔からレッスンを受けたそう。本業ではないタレントや有名人の声優挑戦には、ネガティブな意見が集まることがほとんどですが、宮田の場合は、作品や声優という職業に敬意を払い、熱心に声優業に取り組む姿や、そもそもの演技力の高さも相まって、アニメファンや声優ファンからも好意的に受け入れられている印象です」(芸能ライター)

 なお、芸能人のレギュラー出演は、『HUGっと!プリキュア』(18年2月~19年1月放送)で敵役に仕える執事を演じたお笑い芸人・小島よしおと、髭男爵の山田ルイ53世以来4作ぶりで、ジャニーズアイドルでは初となる。そんな宮田の『デパプリ』出演について、声優業界関係者は以下のように分析する。

「今回宮田が演じているのは一人二役、しかも双子の兄弟という非常に難しい役どころ。このような役柄を演じる際、もっともやりがちなのが声のトーンのみで演じ分けるパターンです。しかし宮田は、ゆあんとみつき、それぞれの性格を丁寧に分析し、声の芝居に一人ひとりのキャラ付けをすることで見事に演じ分けています。“アニメやゲームが好き”というだけではカバーしきれない、高い技術力がありました」(声優業界関係者)

 また、宮田には「若手声優以上の才能がある」(同)と太鼓判を押す。昨今、若手声優の大半は声優専門学校を卒業後、声優事務所の養成所に入所し、プロデビューするパターンが定例化しており、その多くがアプリゲームの仕事で経験を積んでいるという。

「ゲームのアフレコ収録は基本的に一人で行うので、大勢で収録をするアニメとは異なり、先輩声優の技術を学ぶ機会が少ない。我流の悪いクセもついてしまいやすいんです。そのうえ、今の人気若手声優はどの芝居も一辺倒で個性がなく、そもそも芝居そのものが『専門学校で学んだ芝居』の域に留まってしまっている。それに、そもそも専門学校の講師のほとんどが『声優になることができなかった素人』から。その点、宮田の場合、基礎的な技術を飛び越え、プロである浪川から学んだ知識に自分なりの自由な発想を上乗せして、芝居をすることができている。プロの若手声優の中に混じっても、頭ひとつ抜きん出るくらいの素晴らしい才能の持ち主です」(同)

 声優という仕事に対して真摯に取り組む姿勢も高く評価されている宮田だけに、今後の活躍に期待したい。 

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