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EXIT・兼近大樹、「ロケ隊ジャマ」発言がブーメランに!? 24時間マラソン立候補にツッコミ続出

 6月27日、日本テレビ系のチャリティー番組『24時間テレビ 愛は地球を救う45』(8月27~28日に生放送)の制作発表会見が都内の同局で行われ、チャリティーマラソンに挑戦するEXIT・兼近大樹らが登壇。兼近は「こういう見た目のやつが一生懸命走っている姿見て、塞ぎ込みがちだった世の中を少しでも明るくしたい」と意気込んだが、ネット上では「ブーメランのように自身に返ってくるかも」と危惧する声が上がっているようだ。

 自らチャリティーランナーに立候補したという兼近は、同会見で「まともな番組で、(自分のような)まともじゃない人間が走るというのはびっくりしました」「真剣に走ろうと決めています」と話したほか、「きついなと思ったら、序盤で諦めるかもしれません。諦める勇気を学べる可能性もあります」と冗談めかしながら語った。

 チャリティーマラソンは1992年の第15回から始まった名物企画で、単独でのマラソン企画は2017年のブルゾンちえみ(現・藤原しおり)以来、5年ぶり。近年はイレギュラーな方式が続いており、18年はANZEN漫才・みやぞんによるトライアスロン形式、19年は同局・水卜麻美アナウンサーら4人による駅伝、20年は五輪金メダリストの高橋尚子が集めた5人による“募金ラン”、21年はKing&Prince・岸優太ら10人で約100kmを走る“募金リレー”が放送された。

「『会いたい!』がテーマの今年は、感染防止対策として対面での募金活動は過去2年同様に行わないものの、3年ぶりに有観客で実施するとか。チャリティーマラソンもなるべく“通常通り”行うようで、おそらくトレーナーなどを引き連れた兼近が、ZARDの『負けないで』や加山雄三&谷村新司の『サライ』をBGMに、両国国技館を目指して走る姿が中継されるのではないでしょうか」(エンタメ記者)

 ネット上では、「かねち(兼近の愛称)、ファイト!」「熱中症に気を付けて頑張って!」とファンからエールが相次ぐ中、「毎年思うんだけど、有名人が走って何になるの?」「あのウソ臭いマラソン、今年もやるのか」と冷めた声も多い。

「それに加え、兼近に対して『普段、テレビを否定するような発言してるのに、「24時間テレビ」には立候補するんだ』『兼近って、一般人よりテレビ優先の業界を批判してなかったっけ。『24時間テレビ』って、その最たる例だと思うんだけど……』と一部で疑問の声も。兼近は、自分たちの価値観を押しつけるテレビ業界に苦言を呈するような場面がたびたび見られるため、テレビ的な演出がふんだんに盛り込まれた『24時間テレビ』へのキャスティングに違和感を抱く人も多いようです」(同)

 兼近といえば、今月19日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも、テレビの“ロケ隊”を疑問視する場面があった。国立公園内の木道でハイカーなど一般人を足止めして撮影していたNHK関係者の行動を同番組が取り上げた際、兼近は「テレビって結構、嫌われ始めているということを自覚したほうがいい」「(ロケ隊って)やっぱジャマですよね。(テレビを)見てない人たちからしたら。『なに意味わかんないもの撮ってるんだよ』っていう感覚」「そのくせ横暴じゃないですか」などとコメントしていた。

 この放送後、ネット上では「兼近の考えに同感」「立派な発言。芸能人がこれを言うことに意味がある」と好意的な声が集まる一方で、「兼近が立候補したチャリティーマラソンなんて、『なに意味わかんないもの撮ってるんだよ』の極致じゃん」「チャリティーマラソンは一般道で撮影してるんだから、ジャマ以外の何物でもないよ」とツッコミが続出していた。

「チャリティーマラソンといえば、爆笑問題が19年放送のラジオ番組で、スタッフから聞いた話として『時間調整はするって言っていたよね。最後の「サライ」の本当にいいところでゴールしなきゃいけない』『ズルはしないけど、早すぎると困るから』と暴露したほか、過去には不自然な演出が原因でランナーの“ワープ疑惑”が浮上したことも。また、一般道にギャラリーが殺到したり、大渋滞の原因になったこともありました。ただ、芸人になるまでテレビをほとんど見てこなかったという兼近は、チャリティーマラソンに違和感を抱く視聴者がいることを知らないのかもしれません」(同)

 毎年、懸命に走る姿が多くの視聴者を感動させるとともに、さまざまな理由で否定的な声も多いチャリティーマラソン。尖った発言が目立つ兼近に対し、跳ね返ってこないといいが……。

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