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テレ朝『モーニングショー』節電呼びかけは「意味ない」!? 視聴者疑問のワケ

 6月28日に放送された朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が、視聴者に向けて“節電”の呼びかけを行ったものの、ネット上にはツッコミの声が続出していた。

 この日の番組冒頭、MCのフリーアナウンサー・羽鳥慎一が「今日も東京電力管内は、電力ひっ迫注意報が出されて、節電が呼びかけられています」と告知。続けて「『モーニングショー』もですね、スタジオの照明をちょっと落としました」と、放送中の節電対策を明らかにした。

「ここ数日、全国的に猛暑日が続き、電力不足に陥る可能性があるとして、政府から『電力需給ひっ迫注意報』が出されています。これにより、あらゆるメディアで節電が呼びかけられているんです。『モーニングショー』も普段よりスタジオの照明を暗くしており、羽鳥は『こう見ると、ちょっと暗いかな?』と発言し、アシスタントの森山みなみアナウンサーも『そうですね』と頷いていました」(芸能ライター)

 その後、羽鳥は「皆さんもですね、体調に無理がないようにという大前提で、節電を心がけましょう」と視聴者に呼びかけ。しかし、ネット上では「照明落としただけで節電になってるの?」「“節電やってるアピール”にしか見えない」といった疑問の声が相次いだ。

「というのも、同28日に出された『電力需給ひっ迫注意報』によれば、電力供給が厳しくなる時間帯は午後3時から午後6時まで。『モーニングショー』が放送されているのは朝なので、ネット上には『今はそれほどひっ迫してないよね?』『意味のない時間に必要な照明を落とすのは、節電といえない気がする』といったツッコミや、『むしろ今のうちに電気を使ったほうがいいのでは?』などの指摘も寄せられていました」(同)

 一方、同27日に放送された夕方の情報番組『news every.』(日本テレビ系)では、節電に関する発言がネット上で称賛された。

 同日にも「電力需給ひっ迫注意報」が発令されており、同局の近野宏明解説委員が節電方法について解説。「ご家庭のテレビは省エネモードに設定して、画面の輝度、明るさを抑える」「見ていない時は消す。こういったことで、2%程度の(消費電力)削減ができる」などと、具体的な方法が示されていた。

「これに対し、番組MCの同局・藤井貴彦アナウンサーは、『節電なさってる方は、今、このテレビを見ていらっしゃらないと思いますんで……』と自虐的にコメント。スタジオには笑い声が響き、近野氏は言葉に詰まりながらも、『見てほしい……見てほしいけど、節約もしよう』と訴えたのでした」(同)

 藤井アナのコメントは、ネット上で「藤井さんの実直なところが出てて好き」「藤井アナは視聴者の立場を常に意識しているよね」といった称賛が多数寄せられた。また、「節電を呼びかけるって、実際こういうこと」「テレビ局的にはNGかもしれないけど、本気で節電を訴えているのがわかる」など、“節電の呼びかけとして正しい”と感じた視聴者も少なくない。

 本当に節電に励んでいる人は、藤井アナの言う通りテレビを見ていないだろう。そんな中、視聴者には『モーニングショー』と『news every.』の意識の違いがハッキリ伝わってしまったようだ。