なにわ男子が出演する、価値観アップデートバラエティ『まだアプデしてないの?』(テレビ朝日系)。6月25日放送回では、なにわ男子と芸人チームが“常識力”を競う「大人でも間違えちゃう!? 全員習ってるテスト」が行われた。
今回は芸人チームとして、番組MCのニューヨーク・嶋佐和也と屋敷裕政をはじめ、伊集院光、磯山さやか、王林、アインシュタイン・稲田直樹と河井ゆずるが出演。
なお、インテリタレントとしてクイズ番組で活躍している伊集院は、5月28日と6月4日の2週連続で放送された「目指せ!! なにわ男子分の1」企画に芸人チームの一員として出演。しかし、なにわ男子チームに完敗してしまったことから、番組冒頭では「お隣さんのお嬢ちゃんがなにわ男子の大ファンなのね」「『伊集院さん、クイズでなにわ男子に負けてましたよね?』って」言われたと明かし、「仕事的にマズイんです!」と必死に訴え、なにわ男子に対抗心を燃やした。
小学校で習った常識問題が出題される今回の企画では、まず、ファーストステージとして「間違いにグッバイ!! Pretenderクイズ」を実施。4人組バンド・Official髭男dismの大ヒット曲「Pretender」(2019年)の歌詞に合わせて、複数ある選択肢の中から仲間はずれのカードを選んで箱の中に捨てるというルールだ。1人ずつ解答し、当たると1ポイントを獲得。チーム全員が正解するとボーナスとしてさらに10ポイントを獲得できるが、1人でも間違えたら即終了となる。
先攻のなにわ男子は、小学4年生で習う社会から出題された、「“九州ではない県”を7つグッバイせよ」というクイズに挑戦。トップバッターの大橋和也に続いて、道枝駿佑、西畑大吾、大西流星らが率先して難しい選択肢を捨てていく中、5番目に解答することになったのは高橋恭平。
過去の常識問題で正答率が極端に低かった高橋は、「九州以外やぞ!」(長尾謙杜)「時間ないぞ!」(藤原丈一郎)と急かされつつ、無事に正解。このターンは、なにわ男子全員が見事正解し、ボーナスポイントを含め17ポイントをゲットした。
この様子を見ていた芸人チームの嶋佐は、「これぐらいだったら余裕」とコメントしていたが、「“ヨーロッパではない国”を7つグッバイせよ」という中学の社会の問題で、初っ端から「オーストラリア」と見間違って「オーストリア」のカードを選んで不正解。
嶋佐が「まじ見間違い」と言い訳していると、スタジオ内に新聞記者に扮した2人の子役が登場し、ペナルティとして、スマホのアプリを使って“変顔写真”を撮影。なにわ男子からは「嫌やなぁ~」との声が上がった。
続いて、2問目としてなにわ男子に出題されたのは、小中学校で習う英語から「“動物ではない言葉”を7つグッバイせよ」という問題。大西は「英語まじで苦手なんですよ……」と不安げに語りながらも正解し、再び5番目の高橋に解答権が回ってくると、高橋は「当てずっぽう、結構自信ある」と言いながら「corn(とうもろこし)」のカードを選び、見事正解。
しかし、続く長尾が「確実なのは……」と選んだのは、「horse(馬)」のカード。箱に入れる直前に「違う! 待って……」と間違いに気づいて頭を抱えるもあとの祭りで、「俺、house(家)やと思ってた。ごめんなさい!」と謝罪。そんな長尾は、顔が中央に寄った“変顔写真”を撮られてしまい、大西から「怖~い!」とからかわれていた。
その後、芸人チームは哺乳類ではない動物を選ぶ2問目を全員が正解。最終対決を前に、なにわ男子が22ポイント、芸人チームは17ポイントと、5点差がつく展開を迎えた。
そしてセカンドステージでは、問題の難度が徐々に上がる「どんどん難しくなるぞ!! 間違えちゃう率アップ! アップ! クイズ」に挑戦。問題ごとにチーム内で解答者を決められるが、解答権は1人1回のみ。そのため、誰がどの問題を答えるかが重要になってくる。
写真を見て「名産品・名所がある都道府県を答えなさい」という問題に挑んだ芸人チームは、ほかの都道府県はわからないが「東北(地方)だったら任せて」という青森県出身の王林を後半まで残す作戦が功を奏し、全員正解。逆転を許したなにわ男子チームは、全員が正解しなければ勝利できないという厳しい状況に。
そこで出されたのは、小中の英語から「体の一部を英語で答えなさい」というお題。第1問目に「大人でも間違えちゃう率2%(※番組調べ、以下同)」という、正解率が高い「目」が出されるが、藤原は「一番簡単なんで『(解答者は)恭平にしようかな』と思って恭平見たら……首を横に振ってたんです」と、高橋のまさかの反応に困惑し、西畑も「ウソやろ!?」とあ然。藤原は、「これ無理やったら、あと無理やで!」と指摘した。
しかし、高橋はなおも「これかなぁと思ってるけど、引っかけ(問題)とか多いじゃないですか」と解答を渋り、大西に「ない、ない、ない! なんで(難易度)2%で引っかけてんねん!」と言われながら、「アイ……アイズ……アイ」となんとか答えて正解。
続く「大人でも間違えちゃう率4%」の「耳」の解答者には、「みっちーいく?」(藤原)「いけそう?」(大橋)と道枝が指名されたものの、道枝も「あてはあんねんけど……」と自信がない様子。その発言に芸人チームからは大爆笑が起こり、屋敷から「借金の話してる!?」とツッコまれてしまった。
なお、道枝も無事に「イヤー」と答え、その後もなにわ男子チームは正解を連発。最終的に39ポイントを獲得し、芸人チームに5点差をつけて勝利をおさめたのだった。
この日の放送に、ネット上では「やっぱり全員参加のクイズ企画は楽しいなー」「間違えちゃって申し訳なさそうに謝ってる長尾くんかわいかった」「恭平くん、誤答率2%正解して安心した」「誤答率2%の問題を答えるとは思えない深刻な表情のビジュが良すぎる」「みっちーって『あてはあんねんけど』みたいな、ふとした時のワードセンスがめっちゃ面白い」などの声が上がっていた。