チャンネル登録者数175万人を誇るキッズ向けYouTubeチャンネル「プリンセス姫スイートTV Princess Hime Suite TV」(以下、「プリ姫」)に出演する“ママ”が6月29日、サブチャンネル「プリマ2」に動画を投稿。先日報じられた“パパ”との離婚問題や損害賠償問題などを受けて、ファンからの質問に答えた。
「プリ姫」は、現在16歳の娘・ひめちゃん、10歳の息子・おうくん、パパ、ママによるファミリーチャンネル。家族の仲睦まじい様子が人気だったものの、6月18日にニュースサイト「smartFLASH」がパパとママは4年前に離婚していたと報じ、ネット上に衝撃が走った。
「ママは『smartFLASH』の記事で、パパがひめちゃんの出産費用を使い込んでしまったことから、“夫婦関係が完全に破綻していた”と主張。同記事にはパパも登場しており、2018年6月に離婚済であることを認めたものの、ママ側の主張には『(出産費用を)使い込んだという認識はない』と反論していました」(芸能ライター)
同報道を受けて、ママは22日に「★プリ姫ママから皆様へ★そしてひめちゃんおうくんへ★」という動画をサブチャンネルに投稿。パパから受けたというDVの内容を詳細に明かし、涙を流す場面もあった。
さらに、離婚後に自身は男女の双子と男の子を出産しており、その父親は「プリ姫」元メンバーの「もとちゃん」こと大河内基樹氏だと告白。一方、ひめちゃん&おうくんとは「直接会うことも、話すこともさせてもらえない」状況だそうで、ママは動画内で2人に宛てた手紙を読んでいた。
「さらに、ママは29日にも『★プリ姫ママより★ご質問の回答★』との動画をアップし、もとちゃんとの子どもは『人工授精はできなかったので病院に相談し、医学的な力も借りた上で双子を授かった』と説明。現在、もとちゃんとは結婚していないものの、『大切な家族として一緒にいる』そうで、今後はパパが持っているひめちゃんとおうくんの親権を取り返した上で、もとちゃんとの間に生まれた3人の子どもと一緒に生活したいと宣言していました」(同)
そんなママに対し、ファンからは励ましの声が寄せられているものの、多くのネットユーザーの間では「夫婦の騒動に巻き込まれているひめちゃんとおうくんがかわいそう」「夫婦の問題を公開する必要ある? 子どもたちだけじゃなく、その友達が動画を見るかもしれないのに……」などと、子どもたちへの影響を心配する声が続出。
また、「子どものことを考えると、家族でYouTubeなんてやるもんじゃないな」など、ファミリーチャンネルの“リスク”を指摘するような声も。実際、トラブルに発展した例もあるようだ。
「カジサックことキングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネルには、妻や子どもたちがたびたび登場していますが、20年発売の『フライデー』(講談社)によると、都内の小学校に通っていた息子は、動画出演によって“カジサックの子ども”だとバレてしまい、引っ越しや転校を余儀なくされたとか。また、YouTuber・あやなんと、夫で東海オンエアのしばゆーは、18年12月にアップした動画で、夫妻が子どもを虐待しているとして、視聴者が児童相談所に通告したと告白。2人は虐待を否定しつつ、通告をやめるように訴えていました」(同)
なお、プリ姫のママも、過去に警察から「ママがおうくんを学校に行かせず、動画撮影をしていると通報が入った」と連絡があったことや、おうくんの通う学校が特定されないように、ほかの生徒が帰ってから下校していたことを明かしている。
泥沼化している「プリ姫」騒動だが、“一番の被害者”は、騒動に巻き込まれたひめちゃん、おうくん、そしてママともとちゃんの間に生まれた3人の子どもであることは間違いないだろう。