声優の鈴木達央が6月30日、4月に封切られた『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編の「大ヒット御礼舞台挨拶&ライブビューイング」に登壇。ネット上で賛否が巻き起こっている。
この日は、橘真琴役の鈴木のほか、主人公・七瀬遙役の島崎信長、松岡凛役の宮野真守の3人が、東京・新宿ピカデリーに登場。この模様は、全国の劇場でも同時生中継された。
「それぞれが役について語ったほか、同日が遙のバースデーだったこともあり、役ボイスで祝福するなど、ファンを喜ばせました。参加した声優ファンからは、『この3人が並んだだけで幸せ』『たっつんの楽しそうな姿を見れて、本当にうれしい』と好意的な声が上がった一方で、ネット上では『鈴木達央が出てなかったらライビュ行きたかった』『こういう時に鈴木達央を登壇させるとか、アニメ業界は甘すぎる』と鈴木の登壇に否定的な声も見られます」(エンタメ記者)
鈴木といえば、昨年7月にニュースサイト「文春オンライン」でファン女性との不倫関係が報じられたほか、相手女性に“未発表音源を聞かせた”という情報漏洩疑惑も浮上。妻で歌手のLiSAを案じて批判が相次いだほか、「コンプライアンス違反」と世間から猛バッシングを浴び、翌8月には“体調不良”を理由に活動を休止した。
「昨年12月に声優活動を再開させた鈴木ですが、騒動の影響でフル3DCGアニメ『ULTRAMAN』シーズン2(Netflix)の東光太郎役や、『東京リベンジャーズ』(テレビ東京系)の“ドラケン”こと龍宮寺堅役などを降板。そんな中、『劇場版 Free!』の舞台挨拶には、ほぼ皆勤。毎回和やかなムードですが、『なんで謝罪しないの?』『まずファンに謝罪でしょ』と直接的な謝罪を求める声も目立ちます」(同)
そんな中、今年6月3日には、女性向けメディアミックスコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』が、黒崎蘭丸役を演じる鈴木の続投を発表。一方で、アニメ『東京リベンジャーズ』は同19日、ドラケン役を降板した鈴木の後任を福西勝也が務めるとアナウンスしたが……。
「『東リベ』は、新キャストによるプロモーションビデオを公開。これを見たファンから、『福西さんの声、まったく違和感がなくて最高!』『もはやキャストが変わったことに気づかないレベル』『むしろ福西さんのほうが、よりドラケンらしい感じがします』と福西への賛辞が続出。そのため、『“鈴木達央の代わりはいない”って騒いでるファンも多いけど、そうじゃないことが証明されちゃったね』『たっつんお疲れ』と皮肉めいた書き込みも散見されます」(同)
報道から約1年がたつも、いまだくすぶっている鈴木の不倫騒動。声優ファンから許される日は来るのだろうか……。