• Sat. Aug 13th, 2022

デパート店員の強気接客に萎縮も……“品番”ゲットで、4,000円以上お得に!?

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。 

 新婚夫婦のあ・た・し! 結婚してからも週末は夫婦でデートを楽しんでいます。昨日も映画館を見に、高速に乗って1時間ほどの街へと出かけました。街に着くと、お気に入りのカフェで食事して、ぷらぷらと服を見て、映画を見るというのが我が家のデートコースとなっています。

 その日も、ランチをした後、ぷらぷら~っとデパートの中を見ていると、「んむ!?!?!?」と思う商品に出会いました。それはさらりとした黒のカーディガン。ブランドはよくわかりませんでしたが、そのシルエットにハッとしたんです。カーディガンなんだけど、深いスリットが入っていて、そこがとってもこなれているの!

 しかし、「可愛いね、これ」と話していると、気の強そうな店員さんがさささっと来て、こう言いました。

店員さん「すごく素敵ですよね! 試着してください!! どうぞどうぞ!!!!」

 ううう……。だから苦手なんだよ、このデパート。田舎にあるので、館内はいつも閑散としてて、店員さんも気の強いおばちゃんばかりなのです。どこのお店にいっても、おばちゃん店員がべったりくっついてきて「さあさあさあ! こんなのはどう? こんなのはいいでしょう!?」ってな感じで勧めてくるの。頼むからゆっくり見せてくれェ~~~~~!!!!

 カーディガン、気になることは気になるのですが、店員さんはかなり強気で、「灰色もあるんですよ!」とか言いながらゴリ推ししてくるから落ち着いて見られません。このままウンウン悩んでいたら、買わなきゃいけない雰囲気になりそうだし……。ええい、やめだやめ!!

 そんなわけで、我々は一旦、上の階に避難しました。うーん、でもでも頭から離れず、気になるのよねえ……。現金もないし、ZOZOTOWNとか通販サイトでゆっくり吟味しながら買いたいんだけど……はっ! しまった、あの店のブランド名を知らない!!

「たくちゃん、あの店のブランド名が知りたい」

ステディ「うん?」

「もう1回、下の階に降りてもいい?」

ステディ「いいよー」

 そんなわけで我々は忍者の如く、忍び足で下の階へ。しかし、あの店員さんはそんなお忍びの私たちの姿もすぐに見つけ、近寄ってきました。

店員さん「おかえりなさい! ね、このカーディガンやっぱり素敵ですよ!! もう一度羽織ってみてください!!!!」

 ぐむむむむ……! あたしゃ、このカーディガンのブランドが知りたいだけなんだよお! ステディがハラハラしながら見守る中、ようやく私は「ちょっと、もうちょっとだけ考えます!!」と言い、もう一度避難することに。

「はあ……失敗してもうた……」

ステディ「あのブランド、わかったよ! ジョージズリッチだよ!!」

「なぬ!? でかした~~~! ありがとう!!」

 そうして私はスマホで「ジョージズリッチ」と検索。しかし、その名前のブランドは出てこず、代わりにGoogleさんが「GEORGES RECH(ジョルジュ・レッシュ)じゃないの?」と教えてくれました。それだ!!

 しかし、ジョルジュ・レッシュの服を売っているという通販サイト「イトキンオンライン」を見に行ったものの、掲載されている服が膨大すぎて全く探し出せませんでした。ぐむむむむ……品番が知りたいよお!

「たくちゃん、あのお店に行って、品番聞いてきてくれない? 私、恥ずかしくて……」

ステディ「うん、すごく恥ずかしいね。あの店員さんだから、買わなかったら睨んでくるかも」

「うううう……! でも即決できないんだよお!」

 迷った揚げ句、私は恥を忍んでもう一度お店に戻りました。そして、いそいそとタグを写真に撮ろうとしていると、あの店員さんがやってきました。

店員さん「やっぱりそのカーディガンいいですよねえ!」

「あの……、オンラインショップの情報も見たいんですけど」

 萎縮しながらそう言うと、店員さんは一瞬黙りましたが「ああ、オンラインストアですね! あると思いますよ! ジョルジュ・レッシュです!!」と大声で言いました。口調は柔らかかったものの、「うちで買わねーのかよ!」という圧を感じ、慌ててお店を出ることに。

 その後、ようやくオンラインストアで件のカーディガンを発見! 初回会員登録と初めてのお買い物割引で、なんと定価より4,300円も安く買うことができました……!! 苦労した結果、得をしたし、諦めなくてよかったよお……(涙)。

■今回の買い物
ジョルジュ・レッシュ「カーディガン」 定価2万7,500円→2万3,200円