お笑いコンビ・サンドウィッチマンが7月2日、ラジオ番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』(ニッポン放送)に出演。『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)で過酷なロケに挑んだ歌手・和田アキ子の様子を「かわいかった」と称賛した。
6月27日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』では、人気企画「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅 バスサンド」が行われ、和田が芸能生活55周年にして初めて過酷ロケに挑戦。バスの停車駅をサイコロで決める場面では、「1」を出した和田が「ちょ、マジで……」「申し訳ない。だから、みんな歩かないといけないんでしょ?」「ごめん、本当ごめん」と責任を感じて号泣。さらに、暗いトンネルに怯えた和田が、「ちょっと悪いけどさ、手つないで。なんか怖いな。早く表に出たい」と、サンドウィッチマンと手をつなぎながら歩くシーンなどが放送された。
今回、ラジオでこのロケを振り返った伊達みきおは、同放送が高視聴率だったことに触れつつ、「楽しかった思い出がね、オンエア見てると思い出しますけど。かわいかったですね、アッコさん」と語り、同企画での和田との再共演を熱望。リスナーからも、「レアなアッコさんの姿が見れることができて面白かった」などと好意的なメールが寄せられていた。
また、7月2日放送の『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)では、和田が「バスサンド」の出演について「もううれしくて、しょうがなかったの」「本当に素敵なロケでしたよ」とコメント。共演者に迷惑をかけないために、事前に「体力をつけて」から臨んだそうで、加えて番組側に対し「忖度なしでやってね。サイコロにしてもね、何が出てもそのまんまにして、行かなあかんところは言ってください」と頼んでいたことを明かした。
「『バスサンド』の序盤では、『私の人生、2時間歩いたことがない』と弱音を吐いていた和田ですが、長時間ロケの末に1万株のあじさいが広がる農園に到着すると、『私、幸せだな。ありがとう。ありがとうね』としみじみと感謝を伝えていました。そんな和田の様子が好評で、視聴者からは『和田アキ子のリアクションが、終始“女の子”でかわいい』『怖いキャラかと思ったら、こんなに素直でキュートなんだ』『誰よりも番組を盛り上げようとしてるアッコさんが素敵』などと好意的な声が続出しました」(エンタメ記者)
和田といえば、「週刊女性」(主婦と生活社)が発表している「女が嫌いな女ランキング」では、以前から首位が続き、2020年に殿堂入りも果たすほどアンチが多いことで知られていた。昨年9月発売の「フラッシュ」(光文社)によると、大手広告代理店が毎年調査している「嫌いな芸能人」ランキングにおいても、上位の常連だった和田が、21年の調査では突然圏外になったという。
「確かに以前から、デリカシーのない発言や、的外れなコメントが物議を醸すことが多かった和田。例えば、20年11月放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、フワちゃんに対して『肌の露出が多いから、コロナかかりそうだよね』『だって菌に触れるところが多いんだもん』と発言し、『差別的』だとして批判が噴出しました。しかし、これ以降は特段、大きな炎上騒動は起こしていない印象もあります。それどころか、ネット上では『最近、周囲を気遣う優しい発言が増えたけど、キャラ変?』『近頃、柔らかい発言が目立つけど、芸能界のご意見番はやめたのかな?』と不思議がる声も。ここきて、好感度が急上昇しているのかもしれません」(同)
昨年12月放送の『情熱大陸』(同)で密着取材を受けた際にも、放送後に「アッコさんって強いイメージがあるけど、本当は打たれ弱くて涙もろい人なんだよね」「なんとなく怖いイメージがあったけど、『情熱大陸』見てイメージ変わった」などの感想が寄せられていた和田。昨年、楽曲「YONA YONA DANCE」が若者の間でバズったこともあり、新たなファン獲得が期待できるかもしれない。