• 日. 12月 22nd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

元美容師が“買わない”ヘアアイテム5選! 「絶対に使わない」と言い切るシャンプーも!?

ドラッグストアの売り場を席巻する、ヘアケア用品。化粧品はその場で色味や使い心地を確認できますが、シャンプーやヘアカラーなどはそうもいきません。「こんなはずじゃなかった……」と落ち込まないために、元美容師・AKKOが“おすすめ商品”を独断と偏見で選んじゃいます!

 今回は、元美容師のAKKO氏が「買わない」ヘアアイテムを紹介。成分や使い勝手などの面から、あえて使わない商品を5つ挙げてもらいました!

元美容師が買わないヘアアイテム:その1「硫酸系シャンプー」

 これまで、同連載でたびたび“ガッカリ商品”として紹介してきたのが、硫酸系シャンプーです。「高級アルコール系シャンプー」と呼ばれることもありますが、髪の毛や頭皮に有害な成分が含まれる商品も多いため、私は絶対に使いません。

 硫酸系シャンプーは、「ラウレス硫酸ナトリウム」「ラウリル硫酸ナトリウム」を配合している場合が多いです。これは“界面活性剤”という洗浄成分の一つなので、洗浄効果が高く泡立ちもいい。しかし、刺激が強い成分なので、特に敏感肌の人が使い続けた場合、かゆみやフケ、抜け毛等の症状に悩まされ、皮膚科に通うことになった事例もあるほどです。

 頭皮がこういった状態になってしまうと、髪の毛も痩せ細り、ハリやコシを失うことにもなりかねません。美髪を手に入れたければ、硫酸系シャンプーの使用は避けたほうが無難だと思います。

元美容師が買わないヘアアイテム:その2「リンスインシャンプー」

 1本でシャンプーとリンスを同時に行えるリンスインシャンプーは、“ズボラ”な方にはもってこいのアイテムですよね。しかし、メリットは「時短」「シャンプーとリンスをバラバラで購入するよりは安価」ぐらいで、決して髪の毛や頭皮にとってプラスにならないため、私は使用しません。

 シャンプーとリンスを単体で使用する時に比べて、リンスインシャンプーを使った後は「きしみ」が起きやすいです。特に、ダメージ毛の方が使用すると、ますます指通りが悪くなり、切れ毛の原因にもなってしまいます。

 日常の使用にはおすすめしないものの、旅行時の荷物削減や、病気療養中、災害時などの緊急事態には大活躍する商品ですよね。なので、時と場合に応じて活用するならアリでしょう。

元美容師が買わないヘアアイテム:その3「ヘアブラシアイロン」

 ヘアセットとブローが一度にできる便利アイテムですが、ほとんどの美容師は手にしたことがないと思います(笑)。私は使ってみたことがありますが、ブロー後のツヤやサラサラ感だけでなく、セット力もほとんどなく、「中途半端な商品」という感想でした。

 そして何より、髪の毛にダメージを与えてしまうことが心配。美容師がブローをする際に気をつけていることは、熱を直接髪に与えないことです。しかし、ヘアブラシアイロンは直接髪の毛に熱を加えるため、知らぬ間にダメージを与え続けてしまいます。

 とはいえ、ヘアブラシアイロンは時短アイテムとして優秀なのも確か。使用する前にあらかじめ丁寧にブラッシングを行い、髪の毛に熱を当てすぎないように素早くセットすれば、ダメージを最小限に抑えられますよ。

元美容師が買わないヘアアイテム:その4「ヘアミストのスタイリング剤」

 手を汚さず、広範囲にまんべんなくスタイリング剤を塗布できるミストタイプは、濡れた髪の毛に使うならOK。しかし、乾いた髪の毛に使用すると伸びが悪くなるので、「使い勝手に難あり」だと思います。

 また、使用量を調整しにくいのも、不便に感じるポイント。少量だけ使いたくても、プッシュする力を弱めると液ダレしてしまうので、結局多めに塗布することになってしまいます。このように、単純にミストタイプは使いづらい! あえて買おうとは思いませんね。

元美容師が買わないヘアアイテム:その5「ヘアコロン」

 髪の毛に香りをつけられるアイテムですが、ケア成分などは含まれてない商品がほとんど。また、コンディショナーやトリートメントは「無香料」の商品でない限り、一般的には香料が含まれています。その上からヘアコロンを使用すると、いろいろな香りがブレンドされてしまい、自分では気づかない強い匂いを放つことも……。

 どうしても髪の毛に香りをつけたいならば、香料の入ったヘアオイルの使用をおすすめします。ヘアコロンより香りが弱く、ダメージ毛を補修する成分を配合していることが多いので、一石二鳥ですよ。

By Admin