KinKi Kidsの冠バラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。7月9日の放送回は、ゲストにお笑い芸人のヒコロヒーが登場した。
「ゲストのやりたいことをする」というのがコンセプトの同番組で、ヒコロヒーは「青空の下でメシが食べたい!」とリクエスト。そこで今回は、フジテレビの湾岸スタジオにある屋上庭園にて、日本全国の「絶品缶詰」合計10缶を食し、3人それぞれ一番のお気に入りを決めることになった。
缶詰を紹介してくれたのは、“缶詰博士”の黒川勇人氏と、缶詰セレクトショップ「カンダフル」代表の鈴木正晴氏。2人が「ヒコロヒーの地元・愛媛」「至高のおつまみ」「コラボサバ缶」「ご飯が止まらない」「缶詰スイーツ」と5部門・合計10種類の缶詰をピックアップし、KinKi Kidsとヒコロヒーが実食した。
まず、鈴木氏は「ヒコロヒーの地元・愛媛」部門で、宇和島水産高校の「ぶりだいこん」を紹介。高校生が授業の一環で製造から販売までをしており、1個1個生徒が丁寧に作っているという。これに堂本剛は「おいしい! これめっちゃ大根にぶりの味する。青魚のミネラル、全部染み込んでる」と絶賛。堂本光一も「缶詰の域を超えてる感じがしますね」と驚いていた。
そんな中、話題はヒコロヒーが番組アンケートに「調子にのらしてくれ」と書いていた話に。ヒコロヒーは「『売れてますね』と言われて『いいえ』というと嫌味になるし、『はい』とも答えられないなど、調子に乗ってはいけない風潮がある」と感じているそうで、今回、KinKi Kidsの前で“調子に乗ったトーク”に挑戦。
剛が「最近、人気すごいですよね?」と聞くと、ヒコロヒーは「すーごいですね! 鎌倉ロケ行った時に、1、2歩歩いただけで“うわー”ってなって。自分もこんなふうにしていただけるくらいまで頑張ってこれたんやなって、すごいうれしかった。すごい人気です!」と自画自賛。
光一はこれを「(調子に乗って)いいと思うけどな」と肯定し、剛も「(売れているのは)事実やんか? なんでそれをうらやんだり、妬んだりするのかが僕はわからない」「簡単に売れたわけじゃないねんから。その努力をすっ飛ばして“イヤ”とかっていうのは、僕はよくわからないけど」と、“売れた人”を叩く世間の風潮に苦言を呈していた。
その後、光一が「その分、お金も儲かってますか?」と突っ込んだ質問をしたところ、ヒコロヒーは「めちゃくちゃ儲かってるんですよ!」と笑顔に。この流れで、剛が「えっとお金は?」と質問し、光一が「めっちゃ儲かってる」と答えるという、2人にとっては恒例のやりとりも見られたのだった。
ちなみに、3人が最も気に入った缶詰は、剛が宇和島水産高校の「ぶりだいこん」、ヒコロヒーが木の屋石巻水産「やわらか鯨カルビ」、光一がトーヨーフーズ「どこでもスイーツ缶チーズケーキ」であった。
この放送にネット上では、「KinKiとヒコロヒーさんの組み合わせ、お昼時に見るのにちょうどいいユルさ」「KinKiちゃんとヒコロヒーさんの本音トーク、めちゃいいなあ」「2人とも、ヒコロヒーさんが頑張って売れたことを知ってるんだろうなあ。優しいコメントで素敵!」といった声が寄せられていた。