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  • 土. 9月 21st, 2024

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『バチェロレッテ2』ep.6、尾崎美紀さんへ「母親に似てる」――阿部大輔さんの褒め言葉はマイナスに?

 7月7日から配信開始となった、婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(Amazon Prime Video)。同番組は、社会的成功を収めた独身女性(バチェロレッテ)の“真実の愛”を獲得すべく、男性参加者たちがゴージャスなデートを通して自身をアピールしながら、バトルを繰り広げるという恋愛リアリティーショー。

 今回のバチェロレッテは、コスメブランドを運営する「DINETTE 株式会社」の代表取締役・尾崎美紀さん。タイ・チェンマイでの最後の“サバイバル”となったエピソード6を、エピソード5を、リアリティーショーウォッチャーがレビューする。

※本記事は『バチェロレッテ2』エピソード6のネタバレを含みます

『バチェロレッテ2』ep.6、真剣な話ができないイケメン24歳

 エピソード5終了時点で、残り5人となった男性メンバー。エピソード6は全員でのランチに始まった。

 ランチ中、エピソード5で「ストールンローズ」を成功させた佐藤マクファーレン優樹さん(28歳、プロバスケットボール選手)の独走(暴走?)が止まらない。「初めて対面したときの、天使に会ったような感覚は一生忘れない。今も輝いてる。会えば会うほど好きになるし、好きから大好き、大好きから愛になる。どこまでこの愛は大きくなるんだろう。ナンバーワンじゃなくてオンリーワン。ホントに愛なんだなって気づかせてくれる……」と、尾崎さんにスラスラ愛の言葉を並べる。

 他男性メンバーから“また始まった”的な冷めた視線を浴びていたが、尾崎さんは「毎回愛を伝えてくれてうれしい」とウットリしていたのだった。

 その後、尾崎さんは中道理央也さん(24歳、パーソナルトレーナー)とのツーショットデートに。尾崎さんが「理央也くんの深い部分を見たい」と誘ったこのデート。ボートに乗りながら、さっそく「普段、真剣に話すことある? どうしたら理央也くんのことをもっと知れるのかな」と話を振った。すると突然のことに焦った様子の中道さんは、「こう見えて好き嫌い、めっちゃ多いです。辛いものと酸っぱいものが特に苦手です」と食の好みを語り出す。

 「あ~……」と微笑む尾崎さん。さらに慌てた中道さんは「意外とインドア」「意外と筋トレ好きじゃない」など“中道豆知識”を次々絞り出す。結局、あまり真剣なムードにはならず、デートは終了。憧れの女性から突然“真剣な深い話をしてくれ”と言われても緊張しちゃうよね! と同情できてしまうのは、中道さんの若さと甘いマスクのせいだろうか。

 続いては、2人の男性メンバーがそれぞれバチェロレッテとデートし、1人が脱落するというイベント「2on1」に。今回は、“阿部っち”こと阿部大輔さん(40歳、デザイナー)と長谷川惠一さん(36歳、プロバスケットボール選手)の年長組が争うことになり、「アニキ」「惠ちゃん」と呼び合う仲の2人は複雑な表情。

 エピソード6で勝ち残った男性3人は、日本に帰国してから自分の家族を尾崎さんに紹介するとあって、ツーショットタイムではそれぞれ家族の話題に。

 阿部さんは「美紀ちゃんの周りを明るい空気にさせる笑顔が、母とすごい似てる」と語り、長谷川さんは、祖父が株で失敗した数億円の借金を父親が1人で返した過去を打ち明け、「父親を尊敬している」と話した。

 結果、ローズを受け取ったのは長谷川さん。MCのSHELLYも語っていたが、「母親と似てる」という言葉は“母親的な存在を結婚相手に求めている”ようにも聞こえ、マイナスに作用してしまったのかもしれない。

 尾崎さんの前では笑顔を絶やさず、常に癒やしの存在だった阿部さん。尾崎さんに見えていない場所で唯一、暴走気味のマクファーレンさんに強く注意できていたのもまた阿部さんだけだった。みんなのアニキ・阿部っち(最近はインスタグラムの私服姿がカッコいいと話題)、近いうちにきっと温かい家庭を築けることだろう。

 カクテルパーティーでは、残りの3名それぞれがツーショットタイムを過ごした。周囲に遠慮することなく尾崎さんへの愛を伝え続けてきたマクファーレンさんだが、2年前に突然父親を亡くしたことをきっかけに、「明日は保障されてないし、伝えたい気持ちを伝えられるのは今しかない」と思うようになったと告白。常に全力で愛を伝える理由が、ここで明らかになり、マクファーレンの印象が変わったという人もいたかもしれない。

 ジェイデン トア マクスウェルさん(26歳、ラグビー選手)とのツーショットタイムでは、ジェイさんが「美紀さんの人生でつらい時期はあったことありますか?」と質問。尾崎さんのパーソナリティーが垣間見えるシーンは今までほぼなかったのだが、ここで尾崎さんは、親友が大学生のときに夢半ばで亡くなったこと、その葬儀で「その子の分まで人生を頑張って生きよう」と誓ったことを涙をこらえながら語った。ジェイデンさんの持つ包容力や聞く力が、尾崎さんの鎧を少しだけ脱がせた瞬間だった。

 前回のデートで真剣な話ができなかった中道さんも、「ちょっと手握っていい?」と尾崎さんの手を取り、額に汗を流しながら「俺はホンマに美紀さんのことが好きです」と告白。しかし残念ながら、ツーショットタイムで手をつないだのは中道さんだけでない。尾崎さんは3人全員と手を重ね合いながらトークしていたのだ。一瞬「キャバクラか?」と見紛うが、一人ひとりの真剣な思いを直に受け止めたいという気持ちの表れだったのだろう。

 やはり……と言うべきか、ローズセレモニーでは中道さんの脱落が発表された。「最後に一言だけ。See you again!」とさわやかに去っていった中道さん。「辛いものと酸っぱいものが嫌い」という中道豆知識、ずっと忘れない。

 次回は、バチェロレッテと男性3人が日本に帰国。家族など大切な人をそれぞれ紹介していく。またメンバーの新たな面が見られそうで期待が高まる。

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