人気YouTuberのヒカキンが、ゲーム実況中に味方のプレイヤーに暴言を吐くなどしたため、視聴者から批判を浴びてネット上で炎上している。
ヒカキンは7月12日、ゲーム実況チャンネル「HikakinGames」にバトルロイヤル型ゲーム『Apex Legends』の実況動画をアップ。その中で、味方プレイヤーに攻撃されてしまう場面があった。
「味方プレイヤーから攻撃を受けたヒカキンは、『何やってんの、こいつ。ウザ!』『お前、やべぇわ、苦手だわ』『あり得ねぇんだけど。一生許さねぇ!』『赤ちゃんかよお前』『ムカつくわ』などと、暴言を連発。さらに、味方プレイヤーの名前を出しながら『ウザいと思う人、“グッドボタン”押してね!』と視聴者に呼びかけていました(現在、該当部分は削除済み)。しかし、ヒカキンがこの味方プレイヤーの武器を横取りする場面があり、攻撃されたのはこれが理由でしょう。ヒカキンは自身の行いに気づかないまま、暴言を吐き続けていたのです」(芸能ライター)
動画を見た視聴者からは、「逆ギレしてるのヤバいな。これがヒカキンの本性か……」「自分が悪いのに、味方のせいにしてるのは嫌な感じ」「なんでこの動画アップしたんだろう? 印象が悪くなると思わなかったの?」といったネガティブな声が多数寄せられ、ネットは炎上状態に。
これを受けて、ヒカキンは19日にコメント欄で、味方プレイヤーの武器を奪っていたことは「全くわかりませんでした」と弁解した上で、「申し訳ありませんでした」と謝罪している。
「今回の暴言そのものには『そこまで気にならなかった』『“ゲーマーはみんな言ってる”程度の発言』などと擁護の声もありましたが、味方プレイヤーの名前を出しながら暴言を吐いたことについては、『どう考えてもやりすぎ』『相手のプレイヤーがかわいそう』といった指摘が多いです。ただ、中には『ヒカキンも人間なんだな』『“聖人”じゃない一面が見られてうれしい』との声もあり、感情的な言動に親近感を覚えた人もいたようでした」(同)
人気YouTuberの中には、たびたび炎上騒動を起こす者もいるが、ヒカキンは炎上しないことで有名。ネット上で「聖人」と呼ばれるほどだ。
「ヒカキンは過去にアップした動画で、“炎上回避のレクチャー”をしていたことも。その中では、『LINEも裏アカも鍵アカもすべて流出するし、外出したら360度カメラに監視されていると思ってやましいことがないように振る舞おう』と発言しており、普段から炎上しないために、かなり注意しているようです。そんなことから、ネット上では好感度が高く、子どもにも安心して見せられるYouTuberとしても評価されていたのですが、一度の炎上でも、ほかのYouTuberよりダメージは大きいかもしれません」(同)
一方で、ヒカキンのファンからは「あんまりこんな姿を見ないので心配です。たまにはゆっくり休んでくださいね」「“聖人”のプレッシャーが大きいのかも。無理しないでほしい」などと心配するような声も上がっていた。
今回の炎上は、心身の不調から起こったのかは不明だが、ヒカキンは今後も“聖人”でい続けられるだろうか。