先月、「週刊文春」(文藝春秋)により、“DV疑惑”などを報道された男性アイドルグループ・ORβIT(オルビット)のメンバー・TOMO(安藤誠明)。同誌では元交際相手・A子さんが暴行を受けた証拠写真を提示しながら告発を行い、ネット上にはTOMOやその所属事務所・DREAM PASSPORT(以下、ドリパス)への批判が寄せられたが、ここ最近は「A子さんの動向に不信感を抱くネットユーザーが増えている」(芸能ライター)ようだ。
TOMOをはじめとするORβITメンバーは、2019年のオーディション番組『日プ』こと『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系、動画配信サービス「GYAO!」で放送・配信)に参加して不合格、または辞退した面々。その中でも高い人気を誇ってきたのが、ほかならぬTOMOだった。
今年6月16日発売の「文春」に登場したA子さんは、TOMOと出会ってすぐに交際、同棲するようになったことや、警察沙汰になるほどの暴力を受けていたことなどを暴露。しかも、最後にはTOMOからストーカー扱いされ、会えなくなったとも主張している。
「しかし、ドリパスは『文春』の取材に対し、TOMOのDV疑惑を強く否定。さらに、ORβITの公式サイトで『TOMOは優しい心の持ち主』『たった1人で問題に向き合わせてしまった』などとTOMOに寄り添うコメントを出しました。ネット上には、『実際に被害を訴えている女性がいるのに、タレントを完全擁護して大丈夫?』『タレントを信じたい気持ちはわかるけど、事務所の対応として正しいのか?』といった事務所への批判が噴出したんです」(テレビ局関係者)
その後、TOMOは今月1日から活動休止することとなったが、発表時もドリパスは「このような騒動を招いたこと」に関しては、TOMOにも非があるとしつつ、「報道内容に虚偽の内容が含まれていることから顧問弁護士と対応について協議を続けております」と強気な姿勢を崩さず、ネット上には困惑の声が広がった。
「そんな中、7月10日に暴露系YouTuber・コレコレが行った生配信に、なんとその元カノ・A子さんが電話出演。TOMOからのたび重なるDV被害や、いきなりストーカー扱いされたことなどを、LINEのスクリーンショット画像を交えながらあらためて語り、ドリパスの声明にも嘘があると訴えました。同配信でA子さんの名前は基本的に伏せられていたものの、インスタグラムのアカウントが公開されるなどしたため、ネットユーザーはあっという間に彼女を特定。これをきっかけに、新たな騒動が勃発したんです」(同)
7月20日、A子さんはインスタのストーリーズ(24時間限定公開)で、「人生最大の運を使い果たしたと思うんだけど」という書き出しで、K-POPグループ・ASTROのメンバーであるチャ・ウヌと会えることになったと投稿。K-POPファン界隈が大騒ぎになった。
「チャ・ウヌ本人に迷惑をかけかねない軽率な行為だけに、ファンから批判的なコメントが届いたようで、A子さんはストーリーズを更新して『繋がるとかは100%ないので安心してください ただご飯食べるだけです』と釈明。また、『私本当にkpop詳しくなくて』と、チャ・ウヌが人気アイドルであることを知らなかったと語り、『本当に私の配慮が足りなかったことで混乱を招いてごめんなさい』と謝罪したものの、それでも炎上は収まりませんでした」(前出・芸能ライター)
その後A子さんは、翌21日に「どうするのが一番いいのか考えた結果 例の件断りました!!! だからもういじめないで~」と、会食をキャンセルしたと報告。続けて、なぜか自身の恋愛観や過酷な生い立ち、家族と絶縁状態になっていることなども明かしたが、「時すでに遅しで、ネット上の一部K-POPファンは、A子さんの動きを警戒しています」(同)という。
なお、コレコレはTOMOとA子さんのことを「メンヘラカップル」と指摘していたが、そんな両者のトラブルに決着がつくまで、新たな問題が発生しないことを祈りたい。