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福山雅治『ガリレオ』、新木優子加入に不満続出! ヒロイン交代で批判呼んだ人気ドラマシリーズ3作

 福山雅治が主演を務めるドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)シリーズの最新作『ガリレオ 禁断の魔術』が、9月17日に「土曜プレミアム」で放送されることがわかった。

 作家・東野圭吾氏による『ガリレオ』シリーズ(文藝春秋)が原作の本作は、主人公の帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川学(福山)が科学的な検証を用いた推理でさまざまな難事件を解決に導くミステリー作品。『ガリレオ 禁断の魔術』で湯川の相棒役を兼ねたヒロイン・牧村朋佳を演じるのは、新木優子と発表されたが、「ネット上には“新ヒロイン”への不満が相次いでいる」(芸能ライター)ようだ。

「2007年10月期の連続ドラマ第1シリーズは、全話平均世帯視聴率21.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録する人気ぶりで、この時のヒロインは柴咲コウ演じる内海薫でした。柴咲は、08年10月公開の映画1作目『容疑者Xの献身』や、13年6月放送のスペシャルドラマ『ガリレオXX 内海薫 最後の事件 愚弄ぶ』にも出演しましたが、同4月期の連ドラ第2シリーズでは、ヒロインが吉高由里子演じる岸谷美砂に交代。こちらも全話平均19.9%を獲得したものの、ネット上では『湯川の相棒は内海が良かった』『柴咲に続投してほしかった』などと言われていました」(同)

 結局、同6月公開の映画2作目『真夏の方程式』にも柴咲は登場しなかったが、映画3作目『沈黙のパレード』(今年9月公開予定)には出演することが明らかになると、ネット上のドラマファンは大歓喜。昨年4月時点では、「女性自身」(光文社)が『ガリレオ』新作の撮影に挑む福山と新木のツーショットを押さえて“新ヒロインは新木か”と伝えていたが、このたび、新木はスペシャルドラマのヒロインに起用されたことが正式発表された。

「新木が演じる牧村は、これまで連ドラや映画にも登場していた刑事・草薙俊平(北村一輝)の部下というポジション。湯川とともに、フリーライター・長岡修が殺害された事件の真相に迫っていくわけですが、またしてもネット上には『スペシャルドラマにも柴咲が出演できたら良かったのに』といった声が噴出しているほか、『柴咲の代わりが新木か……』『新木だとイマイチぱっとしないね』など、落胆している者もみられます」(同)

 シリーズを重ねる人気作は、このようにヒロインが途中で交代する例は珍しくないが、「そのたびにファンをガッカリさせている」(同)という。木村拓哉が主演を務めた『HERO』(同)シリーズもその一つだ。

「正義感の強い検察官・久利生公平(木村)が主人公の同作は、01年1月期に連ドラ第1シリーズを放送後、特別ドラマ(06年7月)や映画1作目(07年9月)が制作され、これらのヒロインは松たか子演じる雨宮舞子でした。一方、14年7月期放送の連ドラ第2シリーズ、15年7月公開の映画2作目は、ヒロインが北川景子による麻木千佳に変更。ネット上では今でも『久利生の相棒はやっぱり雨宮』『キムタクと松さんの掛け合いが好きだった』『北川景子は演技力もなくてビックリした……』などと語られています。やはり松演じる雨宮は根強い人気を誇っているようです」(スポーツ紙記者)

 最近だと、木村にとってジャニーズ事務所の後輩にあたる嵐・松本潤主演の『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)シリーズも同様に物議を醸した。

「裁判有罪率99.9%といわれるほど、無罪を勝ち取ることが困難な刑事裁判で、型破りな弁護士・深山大翔(松本)を中心とした弁護士チームの面々が、事件に隠された0.1%の真実を追求する同作。16年4月期に放送された連ドラシーズン1のヒロインは立花彩乃(榮倉奈々)でしたが、18年1月期のシーズン2は尾崎舞子(木村文乃)に交代し、さらに21年12月公開の劇場版とその直前に放送されたスペシャルドラマ『完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~』のヒロインは、河野穂乃果(杉咲花)へと替わりました」(映画誌ライター)

 榮倉から木村へ、木村から杉咲へとヒロインが替わるたび、ネット上では「榮倉ちゃんが良い」「榮倉ちゃん帰ってきて!」「何度もヒロインを交代させるくらいなら、榮倉ちゃんを再登板させてほしい」という声が続出。ヒロインが3度変わっても、やはり“初代こそ至高”と評されてしまうようだ。

「そのほか、07年4月期に戸田恵梨香(神崎直役)と松田翔太(秋山深一役)がダブル主演した連ドラ『LIAR GAME』(フジテレビ系)は、映画1作目『LIAR GAME The Final Stage』(10年3月)とシーズン2(09年11月~10年1月)は同コンビが続投。しかし、2作目映画『LIAR GAME -再生-』(12年3月)は、戸田と入れ替わる形で、多部未華子が原作にはないオリジナルキャラクターとなる新ヒロイン・篠宮ユウ役に抜てきされました」(同)

 漫画家・甲斐谷忍氏の『LIAR GAME』(集英社)を実写化した同作は、原作ファンも多く、また直役の戸田、深一役の松田というコンビも支持されていただけに、ネット上では「多部ちゃんは好きだけど、『LIAR GAME』は戸田ちゃんのままで良かった」「多部ちゃんが演じたキャラは不評だったし、戸田ちゃんがいなくなって寂しかった」「『LIAR GAME』といえばやっぱり戸田ちゃん」などと、やはり初代ヒロインを推す声が多数上がった。

「長年続いた人気作でも、例えば『踊る大捜査線』(同)シリーズの刑事・恩田すみれ(深津絵里)のように、最後までヒロインが変わらなかったケースもあり、実際にファンからは好評を得ている。主人公とのやりとり、関係性に魅力を感じる視聴者も多いようですし、途中でヒロインが替わると波紋を呼びやすいのかもしれません」(同)

 『ガリレオ』の新ヒロイン・牧村にも放送前からネガティブな声が寄せられてしまっているが、それを黙らせるには湯川と“最強の名コンビ”になるしかなさそうだ。

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