公私共に話題を振りまいているイーロン・マスク(51)が、Googleの共同創業者セルゲイ・ブリン(48)の妻で現在離婚協議中のニコール・シャナハン(33)と不倫関係にあったと報じられた。長年の親友と妻に裏切られたセルゲイは大激怒。イーロンの会社への出資を引き揚げる指示を出し、妻とも離婚を申請したと伝えられている。
イーロンはTwitterで「嘘八百」「昨夜もセルゲイとパーティした」と否定しているが、ネット上は「イーロンならやりかねない」と話題騒然となっている。
現地時間7月24日、米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(以下、WSJ)」が匿名の関係者から得た情報として報じた内容によると、イーロンとニコールは昨年11月末から12月の初めにマイアミで開催されていた「アート・バーゼル」の期間中に不倫関係に陥ったとのこと。
セルゲイは、昨年12月15日にニコールと別居したことを発表。今年4月に離婚を申請しているが、イーロンとニコールは別居中に関係を持ったと伝えられており、セルゲイはすぐにこのことを知ったそうだ。
自分と婚姻関係にあった妻とイーロンの裏切り行為を知り、セルゲイは大激怒。イーロンの会社への出資を引き揚げる指示を出したと伝えられている。絶縁されたイーロンは、パーティでセルゲイに膝をついて謝罪したが、許しは得られなかったとも報じられている。
2008年にテスラ社が経済危機に陥った時に50万ドル(約6,800万円)を投資するなど、イーロンの事業を支援し続けてきたセルゲイ。イーロンも感謝しており、テスラ社が15年に初のSUVを生産開始した際には、セルゲイに真っ先にプレゼントしていた。互いの自宅を行き来する仲でもあり、Google共同創業者のラリー・ペイジと3人で集まることが多く、「世界で最も奇妙なフレンドシップ」だと言われていた。
アジア系の血も入っているエキゾチックな美女ニコールは、ワシントン州のピュージェットサウンド大学、スイスの国際・開発研究大学院、シンガポール国立大学、サンタクララ大学ロー・スクールで学んだ、弁護士資格を持つ才女で実業家としても活躍。
セルゲイとは18年11月に結婚し、娘にも恵まれた。イベントには夫婦そろって出席することが多く、長身でスリムな彼女は“”セルゲイの美人妻”として注目されていた。
イーロンは、ジョニー・デップとまだ婚姻関係にあったアンバー・ハードと不倫していたことでも有名であるため、ネット上では「また人妻とねんごろになったのか」とあきれる声が続出。よりによって事業を支援してくれた親友の妻と肉体関係を結んだことに、「人間性を疑う」と批判する声も上がっている。
この報道を受けイーロンは、「嘘八百。セルゲイと私は友達。昨夜一緒にパーティもしたんだぞ!」「ニコールとはこの3年に2回しか会っていない。2回とも周りにたくさんの人がいた。ロマンチックなことなんてまったくない」と全面否定。
さらに、「『WSJ』は、私とテスラに関する偽りの情報をたくさん報道してきた。あまりにも多すぎて把握しきれないほどだ」「WSJに私がもうすぐFBIに逮捕されると報じられたときには、思わずFBIに確認してしまった。事実無根なわけだったけれどね」と、タブロイドに成り下がっている「WSJ」を批判した。
ほかにも、「私は長い間、セックスしてないんだぞ」ともツイートしたが、ネット上では「いや、そんなことはないでしょ」「子どもが次々と生まれてるのに」と失笑を買っており、「『WSJ』もクソだけど、イーロンも大概だよね」「偽報道ならWSJを訴えるべき。痛い目に遭わせるべき」と大盛り上がりしている。
Twitterの買収を撤回して同社から訴訟を起こされたり、4年前の客室乗務員へのセクハラ疑惑を25万ドル(約3,400万円)でもみ消したと伝えられたり(イーロンは否定)、「不当に解雇された
「人種差別を受けた」と主張する元従業員たちから訴えられるなど、数多くの問題を抱えていると伝えられているイーロン。
私生活では、裁判所に性別と名前を変える申請を行った18歳の息子から「関わりを持ちたくない」と絶縁宣言されたかと思えば、その直後、4人の息子たちと一緒にローマ教皇と面会した記念写真をお披露目。
元恋人のグライムスが娘を出産する1カ月前の昨年11月、社内恋愛していたテスラの幹部女性との間に双子をもうけていたことが発覚した際には、「世界的な人口減少の危機を救うためにベストを尽くしているだけ」とツイート。このように公私共に物議を醸す存在だけに、今回の報道も「イーロンならやりかねない」と世界的に大きく伝えられている。