タレントのあびる優が、元夫で格闘家の才賀紀左衛門について“娘を違法に連れ去っている”と告発した騒動。7月28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、前号に引き続きあびるによる告発を掲載している。
あびると才賀は、2019年に離婚。当時、2015年に誕生した娘・Aちゃんの親権は才賀が持った。
「前号の『文春』は、昨年4月に東京高裁が“親権者をあびるに変更する”との決定を下したにもかかわらず、才賀が一向に引渡しに応じないと違法性を報道。また、Aちゃんは昨年2月頃からあびるを『ママ』ではなく『優ちゃん』と呼ぶようになったり、東京家裁の調査官に対し『ママじゃないから。優ちゃん。人間でもないし。動物だよ』と発言したといい、才賀による娘への“強力な刷り込み”があった可能性を報じていました」(芸能記者)
加えて最新号では、「『あんたは産んだだけのおばさん』あびる優が告発する前夫・才賀紀左衛門の“7歳娘洗脳” “毒母”YouTubeを見せ…」と題し、続報を掲載。それによれば、今年3月にあびると面会したAちゃんは、「あんたなんて、産んだだけのただのおばさん」と言い放ったといい、同時にAちゃんが昨年以降、“毒親”を題材にしたYouTube動画をiPadで見ている様子が、才賀のブログに複数投稿されていたことも報じている。
「この動画は、いずれも登録者数67万人を誇るYouTubeチャンネル『女子力高めな獅子原くん【YouTubeアニメ】』で昨年公開されたショートアニメです。これを才賀がAちゃんに見るよう命じていたかは不明ですが、ネット上では『洗脳? 怖すぎる』『怖っ! 才賀って洗脳できるの?』と悲鳴のような反応も見られます」(同)
そんな中、同日発売の「女性セブン」(小学館)は、「あびる優 『酔って深夜3時に娘を...』 危険動画で不安すぎる母親」と題した“才賀寄り”の記事を掲載。そこでは、才賀があびるに「虐待やネグレクト」があると語っているほか、娘への「洗脳や刷り込みは一切ありません」と疑惑を完全否定している。
さらに同誌は、関係者の証言として、ディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』の主人公に憧れて髪を伸ばしたがっていたAちゃんの希望をあびるが無視し、ホリプロの先輩・和田アキ子に気に入られるために、「同じ髪型にする」と娘に“和田アキ子カット”を強いていたことなどを伝えている。
「あびるを非難する内容を報じた『セブン』ですが、今回ばかりは法的な観点で『文春』に軍配が上がりそう。『文春』が共同養育支援議連の会長を務める自民党・柴山昌彦元文化大臣のコメントとして、子の連れ去りは“未成年者略取・誘拐罪”になり得ると報じる一方で、『セブン』はあびるの“酒癖の悪さ”を中心に非難しているように見えます。そのため、ネット上では『泥沼すぎて娘が不憫』『まさに地獄の様相……』とドン引きする声のほか、“才賀寄り”の『女性セブン』に不快感を示す人も散見されます」(同)
地獄絵図と化している元夫妻の対立だが、才賀が娘の引渡しに応じる日は来るのだろうか……。