7月28日、デビュー発表から1年を迎えたジャニーズ事務所の7人組アイドルグループ・なにわ男子。ここ最近、ドラマや映画にメンバーが起用されることが多く、業界内では「ここままいけば、大みそかの『NHK紅白歌合戦』初出場は確定ルート」(芸能プロ関係者)とみられているようだ。
大橋和也、藤原丈一郎、西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜の7人で活動中のなにわ男子。昨年の“なにわの日”こと7月28日にCDデビューすることが発表され、同11月12日にファーストシングル「初心LOVE」をリリースし、初週70万枚を超える売り上げを記録した(オリコン調べ)。
また、同4月の時点から、関東圏ではグループ初のレギュラーバラエティ『まだアプデしてないの?』(テレビ朝日系)がスタートするなど、デビュー前からテレビ露出に恵まれていた。
「そしてデビュー後は、メンバーのドラマや映画出演が激増。関西ジャニーズJr.時代から俳優業が盛んだった道枝は、今年4月期の連続ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で5代目・金田一一役を務め、7月29日公開の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』でも主人公を演じています。また、7月期の連ドラでは、大西が『彼女、お借りします』(テレビ朝日系)、大橋も『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ系)でそれぞれ主演中。ちなみに『消しゴム~』には藤原も主要キャストとして出演しています」(芸能ライター)
今期はほかに、King&Prince・永瀬廉が主演を務める『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(同)のメインキャストに西畑が出演中。また、飯沼愛主演の『パパとムスメの7日間』(TBS系)には、長尾が主人公の相手役に抜てきされ、さらに、6月に公開された映画『メタモルフォーゼの縁側』では、高橋が芦田愛菜演じる主人公の幼なじみ役を演じた。
「このように、なにわ男子は今夏、ドラマや映画で大活躍をしています。まだデビュー1年足らずで、ここまで全メンバーが稼働するのはなかなか珍しく、業界関係者の間でも『今、ジャニーズ事務所が最も力を入れているグループだろう』と注目の的に。そもそもなにわ男子は、ジャニーズの“本流”グループといわれていて、事務所内では、売り上げで優位に立つSnow Manより期待されているとか」(前出・芸能プロ関係者)
事務所の猛プッシュによりメディア露出を増やし、ファン層を拡大し続けているなにわ男子。近年、所属タレントの不祥事や退所報道が目立っていたジャニーズだが、「なにわ男子のデビューで、完全に新時代を迎えられた印象」(同)だという。
「昨年、業界内では、なにわ男子の『NHK紅白歌合戦』初出場が内定したとのウワサが飛び交っていたものの、結果的には不出場。その理由については、デビューして日が浅く実績が乏しいからではなく、『先輩グループに出場枠を譲ったから』と、ささやかれていました。しかし今年は、ジャニーズの“激推し”ぶりから見ても、『紅白』出場は固いでしょう」(同)
なにわ男子が満を持して『紅白』出場を果たすという発表を、楽しみに待ちたい。