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なにわ男子・藤原丈一郎、レギュラー番組で涙! 「3カ月間、正直“苦”でした」

 なにわ男子が出演する、価値観アップデートバラエティ『まだアプデしてないの?』(テレビ朝日系)。7月30日は前回に引き続き、藤原丈一郎が“スポーツ実況アナウンサー”を目指す「アナウンサーの野球実況にガチ挑戦」企画の完結編を放送。ネット上では、「感動した」との反響が相次いだ。

 大の野球好きで、オリックス・バファローズファンを公言している藤原。番組では「野球実況をしたい」という藤原の夢を叶えるべく、テレビ朝日アナウンス部協力のもと壮大なプロジェクトを発足。

 6月27日に東京ドームで行われたプロ野球・福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズ戦での最終試験に向けて、藤原は同局入社39年目の大ベテラン・田畑祐一アナウンサーから3カ月に及ぶ猛特訓を受けることに。

 今回の完結編では、特訓38日目からVTRがスタート。この日は、屋外に出て“目に映るものを瞬時に実況する”「即時描写」の練習をしたが、藤原は“共感を得られる言葉”を使って説明することに苦戦。言葉をつなぐ際に「なにやら」というあいまいな言葉を多用する“癖”も発覚し、田畑アナから「まだまだ」と厳しい指摘を受けた。

 そこで藤原は、ほかの仕事の合間をぬって移動中などもひたすら練習を重ね、次第に自分が見たものを的確な言葉で説明できるまで成長。最終試験まで残り27日をきり、いよいよ野球の試合映像を見ながらの実況練習に挑戦した。野球実況は、「カウント数とランナーの状況を正確に伝える(状況説明)」「投球に遅れずに実況」「ボールの行方を実況」の3つがポイントとなるが、藤原は試合の流れについていけずボロボロ。

 入社14年目で野球実況を担当している三上大樹アナにお手本を見せてもらうと、藤原との差は歴然。野球実況に加えて選手の情報も交えていた三上アナについて、スタジオでVTRを見ていた長尾謙杜は「知識(が頭に)入ってないとしゃべれないですよね」と驚いていた。

 藤原自身も三上アナとの実力差に愕然としていたが、野球実況で一番難しいとされる「得点場面」の練習でもスムーズに言葉が出てこず。最終試験まで残り1カ月を切っていたものの、藤原はほかの仕事が忙しくなり、田畑アナとの特訓はこの日が最後に。その後は移動中やホテルなどでも一人で過去の試合映像を見ながら練習を重ねていった。

 最終試験まで残り3日となり、夜、ホテルの部屋で練習をしていると、そこに「ルームサービスでーす」と言いながら田畑アナが三上アナを連れて登場。2人はなんと翌朝4時からあるラグビー実況の前に「合間をぬって応援に来たよ」と、藤原にアドバイスをするために駆けつけてきてくれたのだ。

 これに藤原は「なんかグッとくるものがありました」「みなさんとの出会いもそうですけど、恩を仇で返さないように。僕の実況デビューとして素晴らしい姿を見せたい」と、気が引き締まったようだ。

 そして最終試験当日、移動車の中で髪のセットをしてもらっている藤原が手にしていたのは、自分で対戦成績や注目カードなど両チームの選手情報や特徴を事前にまとめたメモ。びっしりと書かれた内容に西畑大吾は「うわぁ、すげーな」と感心し、番組進行役の三谷紬アナも「うわぁ、すごい!」と驚いていた。

 しかし、ここで試験官役の田畑アナが「体調不良でロケに参加できなくなった」とお知らせが入り、藤原は「マジですか……」と不安げ。そこで、代打として駆けつけてくれたのが入社21年目で東京五輪の実況も担当していたスポーツアナウンサーの清水俊輔アナ。田畑アナからの伝言として、実況ポイントと「(行けないのは)無念だけども、丈一郎ファイト!」というメッセージを受け取った藤原は、気合を入れていざ東京ドーム内の放送ブースへ。

 初めてアナウンスブースに足を踏み入れた藤原は、「テンション上がってきてます」とワクワクしつつも、早速、その日に発表されたスターティングメンバーのメモを取った。

 なお、最終試験は1回表と裏の1イニングの実況で行われ、採点は練習でも行った状況説明と投球にボールの行方を伝えること、そして「臨場感が伝わるかどうか」もポイントとなると伝えられた。いよいよ試合がスタートし、実況を行う藤原だったが、清水アナから「データとか調べたことに引っ張られて、プレーに(実況が)遅れることがある」と指摘され、言葉が詰まってしまう。

 試験終了後に手ごたえを聞かれると、「投球のタイミングに(言葉が)ずれるってところもあったし、先ほど指摘された部分も自分で言って『あっ……』ってところもあったんで」と反省の様子。最終試験とは別に、今までの練習の成果を試すために実況の継続を申し入れ、清水アナにも引き続き横で見守ってもらうことになった。

 そんな中、3回表で試合に動きがあり、千葉ロッテからホームランが飛び出し、藤原も臨場感たっぷりに実況。清水アナは、「いい感じに盛り上げてホームランまでいけたのはすごくよかった」と評価した。

 そうして後日、VTRで藤原の実況をチェックした田畑アナが、採点結果を発表するためスタジオに登場。今回の企画について、当初は「正直、協力はするけど、期待しないでね」と番組に伝えていたことを明かし、「期待はしていなかったけど、我々の予想を裏切ってくれた3カ月だったことは間違いないです」と藤原の頑張りを高く評価。

 「とにかく藤原のやる気がすごくて、あんまり時間もないし頑張れるだけ頑張ってもらいたいと思って結構追い込んでしまって申し訳なかったんだけども」「それでも『やりたい』って気持ちが強くて。想像した以上の出来だったことは間違いない」と、藤原の3カ月間の奮闘ぶりを称えた。

 このコメントに、藤原は、「本来ならジャニーズがアナウンサーさんの仕事をやるってこともしなかったし、『アプデ』のスタッフさんとテレビ朝日のスタッフさんが協力してくださったおかげでいろいろできたので、僕はこの3カ月間、正直“苦”でしたけど、その“苦”が今“自分の力”になったなって思うので、いい経験でした」と涙ながらに発言。

 そんな藤原の姿に、西畑はもらい泣きし、ほかのメンバーも感慨深い表情を浮かべ、時折うっすらと目に涙を浮かべながら真剣に話を聞いていた。

 なお、今回の藤原の試験結果は、100点満点中60点。田畑アナが、関西弁のイントネーションや言わねばならないことに気をとられて「まだ本人が楽しめてない」という採点理由を告げると、藤原は「もっと自分を磨いて、いずれは本当の試合を実況できるように頑張りたい!」と意気込んだ。

 この日の放送に、ネット上では「真剣に取り組んだからこそ出てくる涙ほど美しいものはないよ」「多忙を言い訳にせず3カ月重ね続けた丈くん。本当にかっこよかったです」「丈くんの頑張りに感動した!」「丈くんの涙に大ちゃん泣いてて私ももらい泣き」「いつか丈くん自身が楽しんで実況できる日が来たらいいな」など、藤原を労う声が集まっていた。