• 月. 12月 23rd, 2024

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羽生結弦、“切り抜き動画”をファンが問題視! 「通報して」と訴えるYouTuberも

 プロフィギュアスケーターに転身した羽生結弦が、8月7日に公式YouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」を開設。同日に初めて動画投稿を行ったものの、ファンの間では非公式な“切り抜き動画”が物議を醸している。

 羽生は2014年のソチ五輪、18年の平昌五輪にて、フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得。『ISUグランプリファイナル』では4連覇を果たすなど、フィギュアスケート界でもトップクラスの人気と実力を誇っているが、今年7月に現役引退を表明し、プロ転向を発表した。

「そんな中、羽生はYouTubeチャンネルを開設し、8月7日に『はじめまして。』というタイトルで、1分10秒の動画を初投稿。『これから、こちらでも自分のスケートや演技を見ていただきたい』との思いからチャンネルを開設したと語り、公開から2日後の9日には、180万回再生を突破しています。また、チャンネル登録者数もすでに40万人を記録しており、大きな注目を集めているようです」(芸能ライター)

 そんな中、YouTube上で「羽生結弦」と検索すると、羽生の公式チャンネルに投稿された動画に日本語字幕をつけ、50秒ほどに縮めた“切り抜き動画”がトップに出てきてしまう状況に。これを、羽生のファンが問題視しているようだ。

「くだんの切り抜き動画の概要欄には、『本家の動画ではございません』との注意書きがあり、羽生の公式チャンネルへのリンクも貼られています。しかし、コメント欄を見ると『YouTubeの開設うれしいです! すぐにチャンネル登録しました!』『これからも投稿楽しみにしてます』など、羽生の公式チャンネルだと勘違いしたユーザーからの投稿が相次いでいるうえに、40万回近く再生されている状況。SNS上では『切り抜き動画とか必要ない』『羽生さんで再生回数を稼がないで!』と批判が噴出すると同時に、『ちゃんと公式チャンネルを見てください』『ファンならしっかり識別しようよ』といった呼びかけも行われています」(同)

 YouTube動画などの見どころだけをピックアップし、一般ユーザーが再編集した「切り抜き動画」。YouTuberや企業などが公式に作成を許可し、宣伝などに利用している場合も珍しくないが、切り抜き動画が無断で作成・拡散されてしまい、ネットユーザーに注意喚起を行った例もある。

「直近では、現役保育士YouTuber・てぃ先生が8月2日にインスタグラムのストーリーズを更新し、切り抜き動画に苦言を呈したことが話題になりました。てぃ先生いわく『切り抜きは一つも許可していない』ものの、多数の切り抜き動画がネット上にアップされているそうで、『顧問弁護士に相談して、相手方へ削除依頼と警告を出すことができました』と報告。ファンにも『もし見かけたらどんどん通報してください』と呼びかけています」(同)

 ちなみに、てぃ先生が切り抜き動画を許可しない理由は、自身が発信している「子育ての話」は「前提も補足も全て必要なので、かいつまんでいい内容ではない」からなのだとか。この投稿を見たネットユーザーからは、「他人のモノを自分のモノのように扱っていいと思っている人に疑問」「YouTubeやインスタは、切り抜き動画や転載が多いから見なくなった」「せめて本人に許可を取らないとダメでしょう」など、切り抜き動画に批判的な声も上がっていた。

 羽生はYouTubeを始めたばかりとあって、切り抜き動画についての規約などはアナウンスはされていない。しかし、無断転載や切り抜き動画が常態化する前に、対応を急いだほうがよさそうだ。

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