• Wed. Oct 5th, 2022

【薬剤師監修】ニキビや湿疹の原因は、体の内側にあるかも! 肌トラブルを改善する漢方3種

 肌のトラブルは「体の不調のサイン」といわれます。例えば大人のニキビは、乾燥肌や皮脂の過剰分泌が原因とされていますが、それ以外にも、ストレスや生活習慣の乱れ、睡眠の状態などが関与している場合もあるのだとか。

 そこで今回は、ニキビや湿疹ができる仕組み、その原因について、薬剤師・相田彩氏が解説。外側からだけでなく、内側から肌トラブルにアプローチする方法を紹介してもらいました。

1.ニキビや湿疹の原因は、体の内側にあるかも?

 ニキビや湿疹などの肌トラブルは、乾燥など外側だけの問題ではないこともあります。肌は「内臓の鏡」といわれるほど、臓器の不調が反映されやすいのです。それではまず、ニキビや湿疹の原因と、食生活や生活習慣も含めた内側からのケア方法をご紹介します。

1‐1.ニキビや湿疹の原因とは?

 ニキビは毛穴に皮脂が詰まった状態でアクネ菌が増殖し、炎症が起こっている状態。ストレスや寝不足、不規則な生活習慣などが原因で、ホルモンのバランスが崩れると、皮脂分泌が盛んになって、ニキビができやすくなります。

 そのほか、胃腸の機能低下による便秘や、自律神経の乱れが根本原因になることも。便秘が続くと、腸内で便が腐りアンモニアなどの有害物質が発生し、肌のターンオーバーを妨げてしまうのです。また、自律神経が乱れると、夜も交感神経が活発になって寝不足を招くことに。その結果、肌の血行も悪くなり、老廃物も排出されにくなるというわけです。

 また、ニキビが繰り返しできてしまう場合は、ストレスやイライラが関係しているかもしれません。ストレスはホルモンバランスを乱し、皮膚を固くして、皮脂分泌を促進させる要因になってしまいます。

1‐2.ニキビや湿疹を体の内側から治すには?

 できるだけストレスを溜めないように、趣味や運動など、自分に合った解消法を持ちましょう。さらに、バランスのよい食事は便秘を改善するだけでなく、ストレスの軽減にもなるため、普段から栄養素を意識することも重要だといえます。

 ビタミンやミネラル、食物繊維などが足りないと、肌のターンオーバーや皮脂分泌抑制が低下してしまうので、これもニキビや湿疹の原因に。とはいえ、忙しい日々でどうしてもストレスが溜まったり、外食で済ませたりすることが多くなってしまう……なんて人も多いですよね。

 そこでおすすめしたいのが、漢方薬。漢方は、血流の改善で胃腸の働きをよくし、栄養を肌に届け、体の老廃物を排出することでニキビや湿疹を改善していきます。血流がよくなると、自律神経が整い、ストレスに負けない体づくりも目指せます。

・黄連解毒湯(おうれんげどくとう):ニキビが化膿しやすい方
体を冷やして熱を取り、炎症を鎮める漢方薬。皮膚炎や皮膚のかゆみがある方に用いられます。

・桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん):生理前の肌荒れやニキビが気になる方
滞った血の巡りを整える漢方薬。女性ホルモンの変動に伴ってあらわれるニキビや、血の道症に用いられます。

・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう):悪化して膿が溜まっているニキビの方
腫れや熱を発散させる効果があり、ニキビだけでなく、鼻づまりや扁桃炎にも用いられます。

 漢方薬は自分の状態や体質に合っていないと、場合によっては副作用が生じることも。しかし、たくさんの漢方薬から自分に合った漢方薬を見つけるのは大変ですよね。そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師とAIが漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

あんしん漢方

2.「体の内側」から、肌トラブルを解決しよう!

 ニキビや肌荒れは、誰にとっても悩みの種になってしまいますよね。スキンケアだけで改善しないなら、寝不足やストレス、生活習慣が深く関わっているかもしれません。まずは、食事や生活リズムを見直し、それでも効果がないようなら、専門家に相談して漢方薬を取り入れる方法も考えてみてはいかがでしょうか。

 「内臓の鏡」といわれるほど健康に直結している肌。ニキビや湿疹など肌トラブルを見過ごさず、内側から健やかな体を目指しましょう!

薬剤師・相田 彩
薬剤師。昭和薬科大学薬学科卒業。総合リハビリテーション病院、精神科専門病院、調剤薬局に勤務するなかで、漢方薬が使用される症例の多さと、体質や症状に適した漢方を使用することの重要性を実感する。漢方薬の力をより多くの方に広めるために、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」で情報発信をしている。