“少年革命家”を名乗る不登校YouTuber・ゆたぼんが、クラウドファンディング(以下、クラファン)で資金を集めた「ゆたぼんスタディ号」による日本一周プロジェクトを、6月末からスタートさせた。日本各地をめぐりながら、SNSやYouTube動画でその様子をアップしているが、“食事マナー”をめぐって批判が噴出。さらに、同行しているゆたぼんの父親にも非難が相次いでいる。
ゆたぼんは「不登校の子どもたちに直接会い、元気を与えたい」といった目的から、日本一周の旅を実行中。そんな中、8月10日までにゆたぼんのTikTokにアップされた動画が、ネット上で批判を浴びた。
「この動画でゆたぼんは、回転寿司店に行った様子を公開。流れてきた寿司の皿をつかむや否や“犬食い”したり、指を舐めた後、そのまま注文用タッチパネルを操作したりと、自由な振る舞いを見せていました。この動画がネット上で拡散されると、『食べ方が汚い』『不衛生すぎてドン引き』『ほかの客のことも考えて』などと批判が噴出。その後、ゆたぼんは当該動画を削除し、自身のTwitterで『汚い手でタッチパネル触ってしまって。ごめんなさいでした』と謝罪しています」(芸能ライター)
一方で、「ゆたぼんは未成年だし、これは親の責任」「批判の矛先はゆたぼん本人ではなく、この活動を支えている親や撮影スタッフに向けるべきでは?」「ゆたぼんもゆたぼんだけど、親が一番悪いわ。マナーやエチケットは大人が教えろよ」などと、「日本一周プロジェクト」に同行しているゆたぼんの親や、スタッフなどの“大人たち”を非難するコメントも多い。
「ゆたぼんの父親は、“心理カウンセラー”を名乗る中村幸也氏。かねてよりゆたぼんの活動をサポートしており、今回のプロジェクトにも同行し、SNSで進捗を報告しています。ただ、以前からゆたぼんの言動をめぐり、中村氏の責任を問う声は多数寄せられており、21年4月にアップしたYouTube動画で、ゆたぼんが“中学校に通わない”と宣言した際には、『親には子どもを小中学校に通わせる義務がある』『学校に行かないことで子どもの可能性を潰してることに、親は気づくべき』などと、ネットユーザーから指摘されていました」(同)
そんな騒動のウラで、クラファン出資者とゆたぼん側の“トラブル”が話題を集めている。
「今月14日に、出資者・A氏が『支援した意味がなくなりました』と題したブログを公開。なんでも、ゆたぼん側はA氏が出資後に住所を変更したことを理由に、『お会いする日程調整のしようがありませんでした』とメッセージを送ってきたそう。同ブログには『どうしてもゆたぼんくんと10分お話したかったわけでもない』などと書かれているため、おそらく、『1万円でゆたぼんに直接会って10分以上お話できる』というリターンに申し込んだものの、それがかなわなかったのだと思われます」(同)
ゆたぼん側から「返金致します」と連絡を受けたA氏は、「(ゆたぼんに)普通の子と変わらない夏休み」を味わってもらうのが目的だったため、返金以外の方法で対応してほしいと返信したそう。すると、A氏が新しい住所を伝えるのが遅れた理由を“社会人のため住民票の届出に時間がかかった”などとしたことについて、「住民票を出さなくても住所は教えられるはず」と、A氏を責めるようなメッセージが送られてきたと明かしたのだ。
「結局、A氏は返金の対応を選択したようで、『完全にアンチとして見極められてしまったようです』などとつづっていました。この一件についても、ネット上では『ゆたぼんがクラファンまで管理してるとは思えないから、これは親の責任だろうなあ』『出資者にケンカ売るって何事? この父親はどうなの?』などと、やはり中村氏を問題視する声が多いです」(同)
ゆたぼんは自身の行動をしっかりと謝罪したが、中村氏は何らかのリアクションするだろうか?