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嵐・二宮和也主演『TANG タング』大コケ! 永瀬廉、山田涼介……2022年ジャニーズ映画が軒並み不調?

 嵐・二宮和也が主演を務める映画『TANG タング』が8月11日に公開。二宮ら出演者が事前に複数のテレビ番組などで宣伝し、全国356スクリーンでの大規模公開となったが、映画館動員ランキング(興行通信社調べ)では初登場6位という残念なスタートを切った。この結果に、「今年はジャニーズ主演の期待作が軒並み不調」(芸能ライター)と心配の声が上がっている。

 『TANG タング』は、イギリスの小説家であるデボラ・インストール氏が執筆し、日本でも小学館から発売されたSF小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を日本版にアレンジした実写映画。ゲーム三昧で妻に捨てられた無職の男・春日井健(二宮)が、記憶を失ったロボット・タングと出会い、“人生の宝物”を見つけるまでを描く冒険ファンタジーだ。

「嵐は2020年末をもってグループ活動を休止していますが、そのまま休業に入ったリーダー・大野智以外のメンバーは個人で活動を継続中。もともとグループ内でも俳優業で評価されることの多かった二宮は、今年4月期の主演ドラマ『マイファミリー』(TBS系)が話題を呼び、最終回で世帯平均視聴率16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得するなど、絶好調でした」(同)

 ところが、『TANG タング』は公開から2日間の興行成績ランキングで初登場6位と低空スタート。1位はアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』、2位はスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』、3位は大人気キャラクター・ミニオンのアドベンチャーコメディ『ミニオンズ フィーバー』、4位は山崎賢人主演『キングダム2 遥かなる大地へ』、5位はトム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』で、『TANG タング』はその下位にランクインした格好だ。

「メディアで大々的に宣伝活動をしていましたし、何より二宮主演ということで期待されていただけに、6位スタートは“大コケ”といっていいでしょう。特に、公開5週目の『ミニオンズ』や『キングダム2』、公開12週目の『トップガン』に負けたのは、制作側もショックだったのでは。ちなみに二宮の前主演作『浅田家!』(20年)は、公開初週の映画ランキングで1位を獲得し、興行収入12.1億円を記録するスマッシュヒットに。それと比べると、やはり『TANG タング』の順位は見劣りします」(エンタメ記者)

 『TANG タング』を鑑賞したネットユーザーの書き込みを見ると、「やっぱりニノの演技がいい」「タングが可愛いし、夏休みの子どもにもぴったりの作品」といったポジティブな感想もみられる一方、「いい話だけど泣けるほどでもないというか、ありきたりなストーリー」「子どもが好きそうな雰囲気ながら、夫婦問題とか大人なテーマもあるし、どの層をターゲットにしてるのかイマイチわからない」「王道ファンタジー路線だけど、それにしては浅くて薄っぺらく感じた」とのネガティブな意見も少なくない。

 なお、『TANG タング』に限らず、今年公開のジャニーズ主演映画は興行が伸び悩み、なおかつ内容が酷評される作品が目立つようだ。

 1月21日に公開したKing&Prince・永瀬廉主演の『真夜中乙女戦争』は、初週末(同22~23日)の映画ランキングで5位発進だった。

「同作は小説家・F氏による同題小説(KADOKAWA)の実写版。無気力な大学生の“私(永瀬)”が、聡明な先輩(池田エライザ)や謎の男・黒服(柄本佑)と出会い、成長し、変貌を遂げていく中で、ある計画に巻き込まれていくストーリー。公開スクリーン数は209と中規模でしたが、ジャニーズで“ポスト嵐”といわれているKing&Princeメンバーの主演作としては、期待はずれだった印象。特に永瀬は、昨年度前期放送のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』のメインキャストに起用されるなど俳優業で注目されていますから、ロケットスタートを切ってほしかったですね」(同)

 同作に関しては、ネット上で「大きなスクリーンで永瀬を見るための映画でしかない。中身がない」「どこにも盛り上がりがなかった」「ミステリアスな雰囲気にしたいのはわかるけど、それにしても理解できない内容だった」などのコメントが上がり、評価もパッとしなかった。

「また、今年はHey!Say!JUMP・山田涼介主演作が相次いで公開されたものの、どれも好評とは言い難いものでした。まず、2月4日公開の『大怪獣のあとしまつ』は初週末(同5、6日)のランキングで3位と、まずまずのスタートとなりましたが、翌週で7位に落ちた後、早くもトップ10圏外に。政府直轄の特殊部隊『特務隊』の隊員・帯刀アラタ(山田)らが、怪獣の死骸処理という危険な任務に挑むといったストーリーで、ネット上では『ずっとスベり倒してて、見るに堪えない』『笑いを取ろうとしているシーンがサムかった』などと酷評だらけでした」(スポーツ紙記者)

 さらに、山田は5月と6月に立て続けで公開された『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』(5月20日/6月24日公開)でも主演を務めていたが……。

「漫画家・荒川弘氏の人気作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)を実写化し、山田が主人公のエドワード・エルリックを演じたバトルファンタジー映画シリーズが、今年ついに完結。17年に公開された劇場版1作目から、『日本人キャストや日本のロケ地では世界観が合わない』などと酷評されていたので、完結編も情報解禁時からブーイングの嵐でした。そんな中、まずは『復讐者スカー』が公開されるも、初週末(5月21、22日)のランキングで9位に入り、翌週にはトップ10圏外に。そして『最後の錬成』も公開初週末(6月25、26日)は8位に入りましたが、やはり翌週にはランキングから消えていました」(同)

 ネット上には「原作ファンだから映画も頑張って全部見たけど、最後までダメダメだった」「劇場版1作目よりはマシになってた。でも結局、この作品を実写化するには無理があったのよ……」という感想に混ざって、「山田くんは良くやったよ。批判が多くて気の毒」と、主演の山田に同情するようなコメントも散見された。

「昨年は、岡田准一が主演した『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』や、King&Prince・平野紫耀主演の『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』、木村拓哉主演の『マスカレード・ナイト』など、ジャニーズ主演のヒット映画が複数あっただけに、今年の春夏は余計に寂しかったですね。しかし、これから嵐・相葉雅紀が主演を務める『“それ”がいる森』(9月30日公開予定)、二宮主演の『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開予定)などが控えているので、巻き返しに期待したいところです」(同)

 年末には、ジャニーズ俳優の主演映画から今年の顔となる作品が誕生しているだろうか?