関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)が8月22日深夜に放送され、ゲストに女優の松本若菜が登場。関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑戦した。しかしその裏では、放送直前の20日に番組公式Twitterがアップした「番宣動画」が、ネット上で炎上騒動に発展していたようだ。
同番組の公式Twitterは、関ジャニ∞が新たなアドリブ劇に挑戦するたびに「30秒演じきり予告」と題した短い番宣動画を投稿している。これは、番組スタッフが手にする3枚のカードから関ジャニ∞メンバーが1枚を選び、そこに書かれているお題のキャラクターになりきって、番組を告知するという趣旨の動画で、今回は横山裕と安田章大が出演した。
3枚のカードには、それぞれ「家の鍵を閉めたかずっと気にしてる人」「近所の悪ガキ」「W村上信吾」と書かれていたが、村上信五の「五」の漢字が「吾」と誤っていたため、一部のファンから「村上信吾って誰?」「村上信吾じゃないっつーの」「誤字なので訂正してください」「一緒に番組やってて村上信五を村上信吾に間違えてしまうのはちょっと……」などと厳しい指摘が続出。
一方で、「変換ミスっちゃっただけでしょ? そんなに責められる世の中なの?」「経緯説明が必要って言ってるオタクいてびっくりした」「誤字に経緯も何もないだろうが」「誤変換はあるある。スタッフさんドンマイ」など、番組スタッフを気遣うファンも多く存在したようだ。
しかしその後、公式Twitterは、当該動画の告知ツイートを削除。そして、「昨日配信の動画内にて関ジャニ∞村上信五様のお名前が誤って表記されており、関係者の皆様に多大なるご迷惑をかけてしまったこと、またファンの皆様に不快な思いをさせてしまったことを心よりお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう認識を改め、再発防止に努めて参ります」(原文ママ、以下同)と謝罪した。
後にこの投稿も削除され、番組放送当日の22日には、「皆様、先日はご指摘、ご意見、ありがとうございました。スタッフ一同猛省し、成長していけるよう精進します! おふたりの素敵なパフォーマンスを再編集してアップさせて頂きます」というコメントと共に、横山と安田が「近所の悪ガキ」になりきった番宣動画を再度アップ。ファンからは「動画の再編集ありがとうございます」「また見たかったので再投稿うれしいです」「心無い言葉を浴びせる方もいましたが、あまり気になさらず」と喜びやフォローのコメントが相次いでいる。
なお、番組本編では、今年4月期に放送された連続ドラマ『やんごとなき一族』(同)で怪演を見せた女優・松本若菜が主演・脚本・監督を担当した即興劇「猫の世界」をオンエア。演者に選ばれた村上、安田、丸山隆平は、松本と共にある飼い主の家猫となり、ご主人様に可愛がられようと日々を過ごしていたが、ある日、村上が猫型AIロボットだと発覚。バッテリー切れのため、命が尽きてしまう。
その後、彼らの飼い主も人間型AIロボットと判明したのち故障すると、世界には松本、安田、丸山の3匹だけが取り残された。そして、「このままだと飢え死にする」と考えた3匹が、村上と飼い主を置いて家を出たところで物語は終了した。
即興劇が終わると、松本は「うわっ、もう全然違う方向にいく!」と笑顔でコメント。ドラマ撮影終了後のインタビューで松本は、「みなさんの動きをストップするのはやめたいなと思って」「私が加わった4人の化学変化で何が起きるかを楽しみたかった」ため、3人の演技に乗っかったことを明かしており、予想外の結末になったことに満足げ。「さすが3人。型にはまらない3人。あの3人でよかった!」とメンバーを称賛したのだった。