Snow Manメンバーがパーソナリティを務めるラジオ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)。8月25日は向井康二とラウールが登場し、ジャニーズ事務所に入所した経緯について語った。
この日、Snow Manメンバーが近況を報告したり、リスナーからのメールを紹介する「素のトーク」のコーナーに、「3歳の甥っ子が『Snow Manに入りたい』」と言い始めたというリスナーから「ジャニーズに入る前にダンスや何か習い事をしておいたほうがいいのでしょうか?」とのお便りが届いた。
すると、ラウールは「すごい小さい子が『YouTubeで見た』とかで、応援してくれたりするもんね」と語り、向井も「小さい子が踊ってくれたりね。『ブラザービート』が好きな子どもが結構周りにいるよ。そこから昔の曲を聞いてもらったりとか」と発言。Snow Manファンの子どもが増えていることを実感しているようだ。
また、リスナーからの質問を受けて、ラウールは「(入所前に)何かしました? エリートすぎて参考にならないか!」と向井をイジりつつ、「どんな入所経緯だったんですか?」と質問。
向井は関西ジャニーズJr.出身で、入所当時、兄・達郎と「ムエタイ向井ブラザーズ」というユニットを結成して活動していたことは、ファンの間でもおなじみだろう。
今回、向井はあらためて、「タイでムエタイをやってまして、(ジムに)写真を飾ってたんよね。そこに、僕がいないときにジャニー(喜多川)さんがたまたま訪れて、写真を見て『これ誰ですか?』と」「『ほう、奈良にいる向井と。僕はこの子をジャニーズに入れよう!』ということで(ジャニーさんから)お電話をいただき、入った経緯があります」と入所経緯を説明。
そして、「(やったほうがいい習い事は)確実にムエタイです」「ムエタイやってたらスカウトくる確率ありますね」と冗談交じりにコメントした。
また、2人によると、事務所に入る前に空手を習っていた人が多く、オーディションでも、空手の型を披露する人を見たそう。「でもムエタイはいない。(事務所の人間に)一個覚えてもらえるポイントではありますね」と、向井はほかの人と違う習い事をアピールして印象づけることを勧めた。
一方、入所前からダンスを習っていたというラウールは、「結構オーディションとか受けたんですよ、いろんな事務所の……」と告白。しかし、不合格が続き、「たまたまジャニーズ事務所にも(履歴書を)送ったら」書類審査に合格したという。その後行われたオーディションでは、有名な振付師「スリーさん」が「気に入ってくれて、入れてくれました」と振り返った。
この話を聞いた向井は、「すごない? 輝いてるものがあったんやね」と感心しつつ、「たまに見るもん。ラウールのちっちゃい頃のダンス。たまに(SNSなどで)流れてくる」「可愛くてしゃーない」とラウールをベタ褒め。
なお向井自身は、小学2年生の時に一度事務所に呼ばれ、5年生で入所するまでの間、日本舞踊や水泳など、さまざまな習い事をしたといい、「好きなものはやっていいかもしれない」と一言。そして、「無理やりというかは、子どもさんがちょっと興味あるものをやらせて、スキルが伸びるやつがいいかもしれない」と真剣にアドバイスしていた。
これにはラウールも「好きなことが仕事にできたら、もう勝ちだよね」と同調。運動系に限らず、そろばんや料理、けん玉など、子どもの好きなことを見つけて能力を伸ばすと、「一個の武器になる」(向井)と、2人は自身の経験を交えながら語っていた。
この放送に、ネット上では「康二くんの入所経緯は奇跡だよね」「タイのムエタイジムでジャニーさんが写真見てスカウトってすごすぎる」「ラウール落とした事務所、今頃後悔してるだろうな」「振付師のスリーさんってサンチェさんだよね?」「ラウールを見つけ出してくれてありがとうございます」などの反響が集まっていた。