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ジャニーズ主演舞台で「クラスター発生」と騒然ーー監督による「ロビーでファンと接触」行為が物議醸す

 ふぉ~ゆ~・越岡裕貴が主演を務め、2023年1月公開予定の映画『まくをおろすな!』。これに先駆けて、今年8月2日にはライブショー『まくをおろすな!LIVE』が開幕した。東京、愛知、大阪を巡って公演を行うも、千秋楽の21日は「公演関係者に発熱症状が見られた」として、公演当日に急きょ中止が決定。

 そんな『まくをおろすな!LIVE』に関しては、新型コロナウイルスの感染防止対策に問題があったのではないかと、ネット上で物議を醸している。

 『まくをおろすな!LIVE』は主演・越岡をはじめ、映画にも出ている女優・工藤美桜や、ジャニーズ事務所からは俳優枠の寺西拓人、原嘉孝、高田翔、室龍太も出演。なお、同作映画版の監督・プロデューサーは演劇ユニット「30-DELUX」の清水順二氏は、今作でキャストとして名を連ねている。ほかにも、トークゲストを招くなど多数の出演者が関わる作品となっていたようだ。

 最終日の8月21日、午後12時、午後4時30分開演の2公演が控えていた中、公式Twitterアカウントが同日午前11時に「大阪公演千秋楽につきまして、公演中止のお知らせです」と報告。中止となる対象公演のチケットを持っている人に払い戻しを実施するとアナウンスした。

 そして、清水氏も午後6時台にTwitterを更新。「大阪千秋楽終演の時間となり放心状態でまだ劇場です。今日ご覧になるはずのお客様本当にすみません。今朝お客様、スタッフキャストの事を考え少しでも早い判断をと思い決断しました。この決断がいつか吉と出る事を祈ります。ネバーギブアップ!」(原文ママ、以下同)と記し、ステージや劇場出入り口とみられる場所に立っている写真をアップ。どうやら、公演中止を説明する紙を持っているようで、頭を下げてお詫びの気持ちを示すカットもあった。

「翌22日、ジャニーズ事務所は『まくをおろすな!LIVE』のキャストである原、越岡、室の新型コロナ感染を発表。公式サイトによれば『原につきまして、昨日より発熱の症状がありましたためPCR検査を実施した結果、陽性であることが確認されました。そのため、同じ舞台に出演しておりました越岡と室につきましても無症状ではありますが、本日、PCR検査を実施した結果、陽性であることを確認いたしました』とのこと。なお、同日には工藤の感染も判明していますから、カンパニーの間にコロナが広まってしまったことがうかがえます」(ジャニーズに詳しい記者)

 なお、Twitter上では同作を観劇した一部の観客が体調不良を訴えているほか、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の接触通知(感染者と接触した可能性を知らせる通知)が来たという報告も見受けられる。

 例えば、鼻水の症状がある人や体調を崩したという人は「『まくおろ』でクラスター発生かな」「『まくおろ』から体調が悪くなり、周りの数人も体調が悪くて、陽性になったと聞いて震えてる」と感染経路の心当たりをつぶやいており、ほかにも「『まくをおろすな!LIVE』大阪でクラスターに巻き込まれた。遠征したのは自分の責任だから仕方ないけど……」「『まくおろ』ビックリするくらいCOCOAの通知が来る。観客も結構コロナに罹ってるみたい」「『まくおろ』相当ヤバかったんだろうな。この数年、いろんな場所に行って一度も通知来たことがなかったのに、急に接触通知が来てビックリ」といった書き込みが上がり、騒然としているのだ。

 ネット上で“まくおろクラスター疑惑”が話題になる中、劇場に足を運んだ人々からは、主催者側の対応に問題があったのではないかと、手厳しい意見が聞こえてくる。特に指摘されているのは、監督・清水氏と観客のコミュニケーションだ。

「観客から指摘されているのは、監督がロビーで不特定多数のファンと接触していた行為。一部ではマスクをしないで話していたとの投稿もあり、コロナ禍であり得ない行為だとして、感染対策が甘かったといわれています。千秋楽の公演中止のお知らせを会場の外に出て直接ファンに説明したという行為にも、『監督は誰が発熱したかわかっていたはずで、自分も濃厚接触者や陽性かもしれないのに……誰も止めなかったの?』『お客さんのことを考えてるのか。運営はどうなってるの?』と不信感が募っているようです」(同)

 ちなみに、清水氏のTwitterでも「大阪初日終わりました。ロビーで沢山お声がけありがとうございます。本当に嬉しいな」(8月17日付)と投稿しているため、観客と対話したことは事実のようだ。

「『まくをおろすな!LIVE』の公式サイトには『感染拡大防止策とご協力のお願い』と題したページがあり、『客席と対面する発声者と客席最前列までは 2m を確保します』などと書かれています。しかし、一部Twitterユーザーの間では『距離を2m空けると宣言してるのに、実際は最前列が1mもないくらいの距離だった』『大阪はわからないけど、東京と名古屋はステージと最前列の距離が近すぎて、これは飛沫浴びまくりだと思うレベルだった』との声も出ています」(同)

 このご時世、感染を避けるのは厳しい状況とあって、一概に“誰が悪い”という話でもないだろう。ただ、少なくとも現場の状況を知るファンは、主催者側に落ち度があったのではないかと不信感を募らせている。なお、清水氏は21日からTwitterの更新がストップしている状態で、コロナ感染や体調を心配する声も上がっていた(27日時点)。

 いずれにせよ、感染した出演者や、舞台関係者、観客の無事を願うばかりだ。