ジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jets、美 少年、7 MEN侍の3組が週替わりでパーソナリティを務めている生放送番組『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)午後10時台。8月27日は、収録でのイレギュラー放送となり、HiHi Jetsの猪狩蒼弥と橋本涼が登場。同2〜17日まで、TOKYO DOME CITY HALLにて行われていたコンサート『Summer Paradise 2022』(通称・サマパラ)の裏側を激白した。
HiHi Jetsは、7月31日に高橋優斗の新型コロナウイルス感染が発表され、8月2〜9日までは高橋を除く猪狩、橋本、井上瑞稀、作間龍斗の4人で公演を行っていた。
2人は、リスナーから届いた「サマパラの裏話があれば教えてください」というリクエストメールを紹介しながら、「ガチでバッタバタだったよ!」(猪狩)「これマジやばかったよ」(橋本)と正直にコメント。
猪狩いわく、高橋の陽性が発覚した日の夜にメンバーと事務所スタッフによるリモート会議が行われたそう。ジャニーズサイドは7月29日、コロナ禍の影響により30公演以上のコンサートを中止にしたことで「必然的に延期公演を行うための会場の確保が難しく」なり、「今後はグループ内に感染者が出ましても公演を実施する場合がございます」との方針を公式サイト上で発表した。
そのため、会議の際は「一発目が我々になっちゃってどうする?」という話になったのだとか。また会議では、5人であらかじめ作っていた内容を4人でやることは「『それは無理です』ってなって……」「4人バージョン(のライブ)を作り直すか、(一部公演を)中止かみたいな。『どうする?』みたいなことになって」と、厳しい選択を迫られた様子。
その結果、高橋の療養期間によっては、公演を中止すると約3万人がライブを見られなくなってしまうため、「じゃあやる? って話になった」(猪狩)と、返金対応も可能とした上で構成を作り直すことを決めたという。
これに橋本は、「ガリさんすごかったよ!」「ガリさんが(セットリストの)基盤持って来てくれなかったら、マジでオールでライブに立ってたよ、俺ら」と、徹夜を回避できたのは猪狩のおかげだと称賛。対して猪狩は、「いつかやりたい」と考えてストックしておいたセットリストのうちの一つを、4人バージョンに変更してライブの内容を構成したと明かした。
なお猪狩は、「何が大変だったかって、4人から5人に切り替わるタイミングのリハがマジきつかった」と、高橋が復帰するにあたっての構成変更が大変だったと回顧。夜公演を終えた後に5人バージョンのリハーサルを深夜まで行い、翌日はまた4人公演をする日もあったそうだ。
さらに猪狩は、自身が帰宅した後も音響や照明などのスタッフは翌日の公演のために調整を行っていたしことも明かし、「スタッフさんの心強さと、ジャニーズの素晴らしい人たちに囲まれてるんだなってことをマジで実感したもん」と感謝。橋本も「スタッフさんには頭下げても足りないくらい感謝した回でもあったな。今回特に」としみじみ。
また、スタッフだけではなく「H・A・F」と呼ばれるファンにも、「『優斗くん元気?』ってうちわを持っててくれたり、4人公演も楽しんでくれてるのを見て、俺やっぱりうれしかったな」(橋本)「皆さんに支えられた夏になったね、今年の夏も。ありがとう」(猪狩)とお礼を述べていたのだった。
この日の放送に、ネット上では、「中止ではなく開催という選択をしてくれてありがとう。 HiHi Jetsに会えてとってもうれしかった」「HiHi Jetsもスタッフさんも本当にすごい。『サマパラ』見せてくれて本当に感謝」「貴重な話が聞けて良かった。『サマパラ』本当に楽しかった! HiHi Jetsにずっとついていきたい」などのコメントが寄せられていた。