KinKi Kidsの冠バラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。8月27日の放送回は、ゲストに俳優の横浜流星と、King&Prince・高橋海人が登場した。
番組冒頭では、堂本剛が「海人とは、まぁしゃべってないよね」と、ジャニーズ事務所の先輩後輩として、今まであまり関わりがなかったことを告白。高橋も「そうですね。緊張してます」と、ソワソワしている様子を見せた。
そんな中、「ゲストのやりたいことをする」というコンセプトの番組で、横浜は「世界のおいしい海鮮料理を食べたい!」とリクエスト。そこで、番組が調査した「誰も知らない世界の絶品海鮮グルメ」4品を実食することとなった。
海鮮グルメを食べながら、横浜と高橋がKinKi Kidsに悩みを相談する展開に。高橋は、例えばKinKi Kidsと3人で食事に行った際、堂本光一がトイレに行ったと仮定し、「僕と剛さんだけになった時、たとえこの3人の場がめっちゃ盛り上がったとしても、2人になった途端、何話していいかわかんなくなっちゃって……」と相談。これに光一は、「かわいいこと言うなぁ」と、目を細めながら笑顔を見せた。
一方、高橋は「僕、人間としゃべるのがすごい苦手で……」と明かし、「人と会話ができない」という悩みを吐露。これに剛は「それをウリにしたらええねん」とアドバイスしつつ、「“人間としゃべるのが苦手”っていうキーワードを、人間が言ってるのめっちゃ面白い」とうれしそうに話していた。
しかし、「これでやっていけます?」と不安そうな高橋に、剛は「悩みを打ち明けることで人が笑ってくれるなら、それはそれでいいやん」と肯定。光一も「自分のウイークポイントって武器だからね」と助言すると、高橋は「だいぶ気持ち晴れていて……」とホッとした表情を見せ、「お二人やったほうがいいと思いますよ、お悩み相談所的な」と、KinKi Kidsに“逆アドバイス”。これにはKinKi Kidsも思わず爆笑していたのだった。
高橋の悩み相談は続き、「メンバーの岸優太とも二人きりで話せない」と明かすと、舞台で岸と共演歴のある光一は「あいつ、ぶっ飛んでるからな」と納得。高橋いわく、岸との会話は「『海人最近どうよ?』の1個しか(会話のパターンが)ないんですよ。引き出し1個で勝負仕掛けてきて」とのこと。「“しゃべれるかなぁ?”同士が戦っているというか……」と、お互いに気を使いながら話していると明かしていた。
その後、絶品海鮮グルメ「アクアパッツア」を食べた後、高橋は唐突に「高橋家の味を世界に知らしめたい!」というコーナーをスタート。高橋家の人気メニューだという「ボングー」を食べてほしいと勧めたものの、「アクアパッツァ」を食べたばかりのKinKi Kidは、戸惑いを隠せない様子。
「ボングー」とは、にんにくで炒めた豚バラを、からし醤油につけて食べるというオリジナルの料理。名前の由来は、高橋の父親が以前住んでいた場所の近所にあった定食屋の名前を真似したのだという。これを食べた光一は「うまいことには何も反論がない。(味は)想像通り」、剛も「めちゃくちゃおいしい」と気に入ってた。
番組のエンディングでは、高橋が収録の感想について「自分の階段を登れた気がします」と語り、「僕って変な奴ってバレるのが怖かったんです。KinKiさんに自分こと打ち明けてから、気分爽快で、楽しくて」と、晴れ晴れした表情に。光一は「海人と話していると、こっちも楽しい気分になる」、剛も「これからの海人の伸びしろが楽しみですね」と、後輩の成長に期待を寄せていたのだった。
この放送にネット上では、「優しいKinKi先輩のおかげで楽しそうにしている海ちゃんがかわいかった」「後輩くんの悩みをユーモラスに解決してくれるKinKi Kidsの人柄、経験値、優しさ、全部滲み出てた!」「KinKiのお悩み相談室、いろんな後輩くんを呼んで、YouTubeとかで不定期開催してほしい(笑)」などのコメントが寄せられていた。