毎年恒例のチャリティー特番『24時間テレビ45 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が、8月27日午後6時30分~28日午後8時54分に放送された。今年は、YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のメンバーである嵐・二宮和也、KAT-TUN・中丸雄一、Hey!Say!JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨がメインパーソナリティーを担当し、放送上は大きなトラブルもなく無事に終了した。
放送中は菊池の“裏被り”が発生し、ジャニーズファンの間で話題に。一方で、菊池が出演するドラマ『トモダチゲームR4』について、メインキャストのジャニーズJr.・美少年をめぐりファンは不満の声を上げているようだ。
現在、グループ活動に加えて、ドラマやバラエティでも大活躍の菊池。27日は午後7時から11時10分まで、レギュラー出演する『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)が放送されたが、同時間帯は『24時間テレビ』で菊池の姿は映っていなかった。
さらに『24時間テレビ』の裏では、ジャニーズJr.内ユニット・美 少年とHiHi Jetsのメンバー、そして菊池もキャストに名を連ねる連続ドラマ『トモダチゲームR4』(テレビ朝日系、毎週土曜午後11時~深夜0時)も放送されたが、こちらにも異変が起きていたようだ。
同作は「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の人気コミック『トモダチゲーム』の実写版で、菊池は高校2年生の主人公・片切友一(美 少年・浮所飛貴)らが参戦する「トモダチゲーム」運営チームの新人・火室ノベルというオリジナルキャラクターを演じている。
「8月20日放送の5話は、電話を受けたノベルが動揺を隠せない様子で、運営チームの仲間に『悪いが、しばらくの間、戻れなくなった』と告げるシーンがありました。そして、『24時間テレビ』が放送された27日の6話にはノベルが出てこなかったため、ネット上には『ノベルが「しばらく戻れない」とか言ってたけど、もしかして「24時間テレビ」と被らないように調節したから?』などと、驚きの声が漏れていました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな『トモダチゲームR4』は、美 少年のファンから不満の声が相次いでいるほか、視聴率も低下傾向にある。
「1話から美 少年・浮所、佐藤龍我、HiHi Jets・井上瑞稀は出番が多かったものの、ほかの美 少年メンバーは3話の中盤でようやく物語に参加。また6話では、HiHi Jets・猪狩蒼弥、美 少年・金指一世、那須雄登が“追放”される展開があり、次回以降、出演するのかわかりません。こうした展開に、浮所&佐藤とほかのメンバーに『格差がある』と美 少年ファンは落胆しているんです」(同)
美 少年は2020年から今年まで、3年連続でテレビ朝日系の連続ドラマで主演を務めている。20年の『真夏の少年~19452020』でグループ全員でのドラマ初主演を果たし、昨年の『ザ・ハイスクール ヒーローズ』もメンバー全員で戦隊ヒーロードラマに挑戦。過去2作は美 少年メンバーのみで主演を務めたものの、今回の『トモダチゲームR4』には、HiHi Jets・井上と猪狩も主要人物として加わることになった。
「昨年の『ザ・ハイスクール ヒーローズ』は戦隊ドラマとあって、ジャニーズファン以外の視聴者も楽しんでいた様子。またTwitter上では、美 少年のファンがドラマのハッシュタグをトレンド入りさせるなど、一丸となって放送を盛り上げていた印象があります。ところが、『トモダチゲームR4』はHiHi Jetsメンバーが加わったうえに、役によってセリフの量や映る時間にも大きな差がある。過去2作のような“美 少年6人が主演のドラマ”といった内容ではないため、ファンのモチベーションが下がり、ドラマを盛り上げる雰囲気になっていないようです」(同)
6話終了後も、一部ファンの間では「那須&金指が退場したし、来週から見なくていいや」「那須くん、今回もセリフ少なかった……美 少年がメインなんじゃないの?」「浮所と龍我ばっかり出番があって本当に悔しい」といった不満が漏れているほか、「『トモダチゲーム』はファンが喜ぶようなドラマじゃない」「『ハイヒロ』がよかっただけに、『トモダチゲーム』のつまらなさが際立つね」などと、作品自体を批判するようなコメントも見受けられた。
「なお、『トモダチゲームR4』の初回世帯平均視聴率は2.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。翌週は2.4%に微増したものの、3話で2.1%に下落。以降は1.8%(4話)、1.5%(5話)、1.6%(6話)と1%台を推移してます。同枠の前クールには、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演の『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』が放送されていましたが、最も低い世帯平均視聴率が6話と8話の2.5%だったことを考えると、『トモダチゲームR4』の苦戦ぶりがうかがえます」(同)
視聴者の評判や視聴率面でも「成功している」とは言い難い『トモダチゲームR4』。最終的に美 少年ファンが納得するような展開を迎えられるかどうか、引き続き注目が集まる。