現在、初の単独アリーナツアー『NiziU Live with U 2022 “Light it Up”』を行っている9人組ガールズグループ・NiziU。7月発売のサードシングル「CLAP CLAP」の売り上げ不振が嘆かれる中、ファンの間ではすでに既成事実となっている「初のドーム公演開催」の可否が注目を集めているという。
ソニーミュージックとJYPエンターテインメントによる日韓合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」を経て結成されたNiziU。2020年6月にデジタルミニアルバム『Make you happy』でプレデビューしたのち、同12月にファーストシングル「Step and a step」で正式デビューすると、同月末の『第71回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、大きな話題に。芸能人にも多数のファンを持ち、人気は一気に拡大していったが、コロナ渦の影響もあって、思うような活動を行えていないのが現状だ。
「正直NiziUは、かつての勢いは明らかに陰りを見せています。最新シングル『CLAP CLAP』の初週売り上げは約15万枚で、前シングル『Take a picture/Poppin' Shakin'』の約35万枚と比べると、約6割減。グループ公式YouTubeにアップされているミュージックビデオの再生回数も過去最低値のスタートとなりました。ファンは、この数字を受けたメンバーの悔しい気持ちを汲み取り、『もっと盛り上げなきゃ!』と躍起になっているようで、SNSを中心にNiziUの活動を猛プッシュ。それだけに、グループのネガティブな話題や不確定な情報には、相当敏感になっているようです」(音楽誌ライター)
そんな中で開催されているNiziU初のアリーナツアー。一部報道では、全公演のチケットが発売開始10分でソールドアウトになったと伝えられ、10月5日に神戸で開催されるファイナル公演は、日本全国の映画館でライブビューイングが行われるという。
「しかし、それを超えるビッグサプライズが控えている様子。SNSで先ごろから、追加でドーム公演が開催されるといううわさが、浮上しては消え……を繰り返しているんです」(テレビ局関係者)
Twitterなどを見ると、確かに一部ファンの間で、NiziUの「ドーム公演」を祝福する声が散見される。
「この事態は、JYPが株主や投資家に向けてウェブ上に公開した英文の資料が発端。現在は削除されていますが、一時は『アリーナツアーの追加で、ドーム2公演を計画中』という文章が掲載されていたんです。この情報に、ファンは騒然となり、SNSで『おめでとう!』『発表が待ち遠しい』といった声が上がるようになりました」(同)
しかし、正式に発表されたわけではないため、一部では「不確定な情報に踊らされないで!」とファン同士で注意喚起が行われているようだ。
「実際に東京ドーム、京セラドームでの公演は年内に予定されていて、近く情報解禁されるようです。CD売り上げの面で勢いを失っているといわれるNiziUですが、きっと初のドーム公演にはファンが殺到すると予想されます」(同)
売り上げ不振とドーム公演の可否――2つの事案がファンをヤキモキさせているが、1日も早く解消されることに期待したい。