ラッパー・Zeebraが9月4日、Twitterにて自身の娘でNiziUのメンバー・RIMAに言及。8月にも韓国のYouTube番組でRIMAにまつわるトークを展開していたが、マスコミ界隈では、ZeebraとRIMAの父娘関係をめぐる“NiziUタブー”がついに解禁されるのかと、話題になっているそうだ。
RIMAは、2020年まで行われていたオーディション『Nizi Project』(Huluで配信、一部日本テレビ系で放送)に参加。当時、自ら“Zeebraの娘”であると公表していたが、その肩書は次第に使われなくなった。“親の七光り”と思われたくないという本人や運営側の意図があったものとみられるほか、「Zeebraの不倫スキャンダルも影響したようだ」(音楽誌ライター)という。
Zeebraは02年に結婚したモデル・中林美和との間にRIMAを含む2児をもうけたが、20年8月発売の「フラッシュ」(光文社)により不倫を伝えられ、2カ月後にも同誌が不倫継続を報道。同年11月、中林と離婚した。
「Zeebraの不倫や離婚報道で、“RIMAの父親”などと紹介した一部メディアに対し、NiziU運営がクレームを入れたという話がありました。そのため、ZeebraとRIMAの父娘関係を公に伝えるのは、業界内でタブー化していったんです」(同)
ところが最近、Zeebraが立て続けにRIMA関連の情報発信を行っており、その話題を取り上げるメディア側にも困惑が広がっているようだ。
NiziUがグループ初の単独ツアー『NiziU Live with U 2022 “Light it Up”』の東京最終公演(国立代々木競技場第一体育館)を行った9月4日、Zeebraは自身のTwitterに「代々木第一体育館なう!超楽しみ!RIMA頑張れー!」(原文ママ、以下同)と投稿。さらに、公演終了後にも「最高でした!WithUの皆さん、本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」(WithUはNiziUファンの愛称)とツイートし、ネット上の注目を集めた。
「先月17日も、韓国のYouTube番組に登場したZeebraは、序盤から『娘はほとんど年の半分、韓国にいて』『うちの娘はずっとK-POPが大好き』などと、RIMAの話をしていました。NiziUファンは、Zeebraの口からRIMAの話題が出ることに大喜びで、『RIMAちゃんパパだ! なんか感激!』『パパからの応援、RIMAちゃんも絶対うれしいですよ~!』といった声が寄せられていたものの、マスコミ関係者は『タブーを破った』『娘のことをしゃべって大丈夫?』と驚いています」(スポーツ紙記者)
この状況の変化には、業界内でもさまざまな見方があるようだ。
「現状、RIMAは公の場で父親のエールに応えておらず、NiziU運営が方針を変えたという話も聞こえてこないので、Zeebraが“勝手に娘の名前を出して応援している”だけかもしれません。ただ、これまで黙っていたのに、なぜ突然? という疑問が残ります。もし運営が水面下で、ZeebraとRIMAの父娘関係をタブー扱いしなくなっているのだとしたら、NiziUのCD売り上げやYouTube再生回数が下降傾向にあることを憂慮して、話題作りに利用した可能性もあります」(同)
NiziUファンはZeebraのRIMAトークをポジティブに受け止めているようだが、今後、父娘共演などの機会はあるのだろうか。