13歳の不登校YouTuber・ゆたぼんが、日本一周に挑戦中の「ゆたぼんスタディ号」プロジェクト。“不登校の子どもたちに直接会いに行き、元気を与えたい”という当初の目的を「実行していないのではないか」と批判するネットユーザーに対し、「お前ら関係ないやん」「支援もしてない奴に、なんでそんなん言われなあかんねん」と反論した。
ゆたぼんは、クラウドファンディング(以下、クラファン)で集めた数百万円を元手とし、6月末に軽トラックで日本一周に出発。すでに約半数の都道府県を回っており、その様子を随時YouTubeにアップしてきた。
「動画を見る限り、不登校児と会ったのは新潟の1人のみで、クラファンで集めた資金で遊んでいるだけにも見えるため、ネット上で批判が続出。オンライン署名サイト『Change.org』で支援者への全額返金などを求めるキャンペーンが立ち上がり、5,500人を超える賛同者の署名が集まるなど(のちに中止)、大きな騒ぎとなっています。一方でゆたぼんは、8月27日に暴露系YouTuber・コレコレの生配信に電話で出演し、実際には35人以上の不登校児と会っていると主張しましたが、証拠は出せないと言い張り、ネット上で物議を醸しました」(芸能記者)
そんな中、ゆたぼんは9月5日、動画「日本一周中止と返金について」を公開。「なんか俺のクラファンについて、返金しろとか騒いでる奴がいて、その返金しろって騒いでるのが、ホンマに支援してくれた人なのか検証してみたいと思います」と話し、その場で「8万円以上の高額支援者」だという知り合いの大人15人に電話をしていた。
「ゆたぼんは、自身を批判をする人々は、自分に『嫉妬』しているのだと主張。知り合いから応援コメントをもらうと、『ワーワーネットで騒いでる奴らは、支援をしてないし、なんにも関係ないアンチやったってことがわかりました!』と結論づけ、『アンチはスルーして、自分のやりたいことを全力でやりたい』と宣言しました」(同)
動画のコメント欄には、「アンチは足を引っ張りたいだけだから、気にしないほうがいいよ」「誰もできないことを一生懸命頑張っているんだから、自信を持って旅を続けてください」などとエールが並ぶ一方、ネット上では「自分に肯定的な知り合いに電話して、自分たちのやってることを正当化しようと必死」「不登校児を元気づけるためじゃなくて、支援者を喜ばせるために日本一周してるの?」「タイトルが完全に釣ってる。中止するのかと思ったら、真逆の内容だった」と批判的な声が続出している。
「今回、ゆたぼんが支援者に電話をかけまくったのは、コレコレ生配信に対するネットのネガティブな反応を見て、『まずい』と感じたからかもしれませんね。ゆたぼんは、不登校児とほとんど交流していないという疑惑を晴らせないばかりか、旅先で『PayPay』のQRコードが印刷されたチラシを配り、寄付を募る行為が『PayPayの規約違反ではないか』と問題視された件にも、納得のいく説明ができず。結果的に、多くの人が不信感を募らせることになりました」(同)
そんな炎上続きのゆたぼんだが、現在、別のことでもネットを騒がせている。ゆたぼんは今月3日、YouTuberグループ・Repezen Foxxのライブ配信に出演。その中で「(今後、勉強して)九九とか覚えないといけない」と、通常なら小学校2年生で習う九九が一部言えないことを、自ら明かす場面があったのだ。
「ゆたぼんの父親で心理カウンセラーの中村幸也氏は、かねてより『我が家はホームスクーリングです』と自宅で学習していることを明かした上で、『海外では当たり前』とし、そのメリットを説いてきました。加えて、2019年にゆたぼんのYouTubeチャンネルで公開された動画『アンチに物申す!』では、ゆたぼんとともに当時18歳の長女・あっちゃんが登場し、『ゆたぼんは賢いねん!』『高校で習う勉強をゆたぼんはもう取得しとるんよ! な!』と明かしていただけに、ネット上では『あれ? ゆたぼんって小5で高校生と同等の学力を持ってたんじゃないの?』といった疑問の声も見られます」(同)
今月3日には、北海道観光を楽しむ様子をYouTubeで公開し、神社めぐりを楽しんだり、花咲ガニやラベンダー風味のソフトクリームに舌鼓を打っていたゆたぼん。彼の言う“スタディ”とは、こういうことなのだろうか。