かつて“No.1キャバクラ嬢”として活躍した経歴を持つ、実業家でYouTuberのエンリケ。9月7日配信のニュースサイト「文春オンライン」では、エンリケが経営する「株式会社エンリケ空間」の買取事業で金銭トラブルが発生しており、出資法違反の疑いがあると報じた。
「文春」によると、エンリケの夫が「エンリケ空間」の買取事業の一つとして、“買取パートナー”を募集していたそう。これに興味を持ったYさんがエンリケの夫に、SNSでダイレクトメッセージ(DM)を送ったところ、「買取パートナーは凄くシンプルで結論から言うと エンリケ空間に買取資金を振り込んでもらったら6ヶ月後に12%の利益を上乗せしてお支払いします」(原文ママ、以下同)との返答があったという。
「“買取パートナー”とは、契約者が自分のお金でブランド品を購入し、それを『エンリケ空間』が買い取るシステム。この際、物品のやりとりは発生せず、“買取パートナー”が指定の口座に現金を振り込めば、『6ヶ月後に12%の利益を上乗せしてお支払い』する流れだといいます。そこでYさんは、今年2月に10万円を『エンリケ空間』の口座に振り込んだそう。その際、『商品売買契約書』には『転売代金』として、同年8月に11万2,000円が支払われると記載されていたものの、期日が過ぎても、この契約は果たされていないといいます」(芸能ライター)
エンリケといえば、8月24日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でも、経営するシャンパンサロンで死亡事故が起こったと報じられたばかり。同報道ついては、同31日にエンリケがインスタグラムで「この度は皆様にたくさんのご心配をおかけし、本当に申し訳ございませんでした。今回ご心配かけた件については精一杯誠意をもって対応しております」などと謝罪していたが、それから1週間後に、新たなトラブルが浮上してしまったのだ。
ネット上には、「またトラブル起こしてるのかよ」「エンリケがやってること、何も信用できないわ」など、衝撃を受けたという声が上がっているほか、「こんなことをするような人とは思わなかった。ガッカリです」「昔はエンリケさん好きだったけど、最近の騒動には引く」といった、エンリケファンからの悲鳴も寄せられていた。
なお、エンリケはシャンパンサロンでの死亡事故が報じられたあとから、SNS上で“一部ユーザーに誹謗中傷”を受けていると明かし、夫もインスタグラムのストーリーズで「誹謗中傷は全てスクショ済み 然るべき処置をどんなに金がかかっても必ずとります」などと宣言している。
「しかし、ネット上では『まずは謝罪が先じゃないの?』『なんで被害者ぶってるんだよ』といった批判が噴出し、炎上状態に。エンリケのインスタグラムアカウントは一時非公開になるなど、現在は夫婦共に、SNSの更新を控えています。そんな中、金銭トラブルが報じられた『エンリケ買取空間』の公式インスタグラムは、『文春』の記事が出てからも、ルイ・ヴィトンのバッグを買い取ったという内容のストーリーズを更新。そのため、ネット上で『報道されたこと知らないの?』『まさか「文春」を煽ってる?』と臆測を呼んでしまっています」(同)
なお、エンリケはシャンパンサロンや買取事業のほかにも、さまざまな事業を手がけている。
「飲食店やエステサロン、人材派遣サービス、ウェブメディアなど、あらゆる事業に手を伸ばしているんです。今年4月には、エステサロン『セルフエステエンリケ』が東京・新宿に新しい店舗をオープン、高級料理店『鮨エンリケ』も8月に東京・銀座から愛知・名古屋に移転するなど、活発に営業を行っているようですが、このところネガティブな報道が続いているため、今後はこうした事業にも、何かしらの影響が出てくるかもしれません」(同)
これ以上の“疑惑”が浮上すると、エンリケはさらなる窮地に立たされてしまいそうだが、果たして……。