コートニー・カーダシアン、「環境破壊しまくり」とバッシングやまず! “サステナビリティ・アンバサダー”就任で炎上

 意識高い系セレブとして知られるカーダシアン3姉妹の長女コートニー・カーダシアン(43)が、イギリスで若者に人気のファストファッションブランドの“サステナビリティ・アンバサダー”に就任。

 体と環境に良い生活を実践しているコートニーなら適任かと思いきや、「説得力ゼロ」だとネット上でバッシングの声が巻き起こっている。

 健康的に美しくなりたいという気持ちから、人にも地球にも安全な製品を選んでいるコートニー。徹底したオーガニック志向を持つため、「好きなものを食べる。子どもにも好きなお菓子を食べさせたい」という妹キムと衝突することも少なくないが、3児(12、10、7歳)の母親として「子どものために美しい地球を守りたいから」と意志を貫いてきた。

 2019年に立ち上げたライフスタイルサイト「Poosh」でも、オーガニックな化粧品をはじめ、健康素材として重宝されているキノコの一種「霊芝」のグミなどを販売。15ドル(約2,100円)で購入できる「すべてのキッチンに必要な」エコフレンドリーでサステナブルなアイテムを紹介する記事を掲載するなど、「みんなで体と環境に良い生活をしよう」と呼びかけている。

 そんなコートニーが、最新のトレンドアイテムをそろえることで人気を集めているイギリスのファストファッションブランド「boohoo」のアンバサダーに就任。「持続可能なファッションの未来を調査しながら、サステナビリティな限定コレクションを手がけていく」ことが発表された。

 コートニーが手がけるのは、同ブランドにとって初のヴィンテージ&リサイクル繊維を使う持続可能なクロージング・コレクション。ニューヨーク・ファッション・ウィークのランウェイでお披露目するとのことで、値段は6ドルから100ドル(約860円〜1万4,000円)とお手頃価格になっている。

 妹のキムやクロエ、異父妹のケンダルやカイリー・ジェンナー姉妹ほど派手な活動はせず、何かにつけ「子ども最優先」の方針から、姉妹の中では印象が薄かったコートニー。しかし、今年に入りトラヴィス・バーカーとのロマンスでタブロイドをにぎわせて注目度が上昇。boohooの公式サイトに掲載されている画像でもかっこよくポーズを決めており、広告塔として話題性はバッチリかと思われた。

 しかし、ネット上では批判的な意見が続出。特に、プライベートジェットに乗っているくせにサステナビリティをうたっていると、怒りをぶつける者が多い。

 ここ数年、世界中で異常気象が頻発。気候危機は世界的な重大問題だと捉えられており、二酸化炭素を大量に排出し、環境破壊をもたらすプライベートジェット機はバッシングの的になっている。コートニーもリアリティ番組で移動の際にプライベートジェット機を利用する姿が頻繁に流れており、“環境を破壊しまくるセレブ”認定されていたため、「サステナビリティ・アンバサダーだなんて、とんでもない!」と批判を呼んだのだ。

 また先月には、 月間水使用量が、水道局から割り当てられた制限を超えていたため、罰金を払っていたことが明らかに。干ばつに苦しむカリフォルニア州で大量の水を使っているとして、バッシングを招いた。さらに7月31日には、自身のインスタグラムのストーリーに2台のメルセデス・ベンツGクラスを投稿し、「見るからに燃費悪そうな車!」「環境破壊しまくりだね」と炎上した。

 水の使用量超過や低燃費車、さらにはプライベートジェット利用と重なり、「リッチで便利な暮らしがしたいだけ。環境のことなんて考えてない」と、ここ数カ月批判を浴び続けている。boohooについても、「このブランドは、サステナブルが何か知らないでしょ。新作コレクションを廃止することがサステナブルじゃないの?」「企業もコートニーも環境問題をバカにしている」などと、あきれる声が続出。

 コートニーは、boohooからアンバサダーのオファーを受けた時、「ファストファッション業界が地球に与える影響を懸念」し、ちゅうちょしたそうだが、「今後、積極的にサステナビリティを取り入れたい」と説得され、引き受けたと説明している。しかし、この言葉に納得する人は少ないようだ。

 8月27日には自身の新ブランド「lemme」を立ち上げるなど、大忙しのコートニー。世間からの批判やネットの炎上騒ぎを気にする時間など、彼女にはなさそうである。

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