• Sun. Oct 2nd, 2022

【薬剤師監修】「マイナス思考」に陥る原因とは? メンタル不調を体の内側から改善する方法

 「自分のことが好きになれない」「どうせ私にはできない」など、ネガティブなことばかり考えてしまう“負のスパイラル”から抜け出せずに、悩んでいませんか? 他人と比較して落ち込む、自分に自信が持てないといったマイナス思考は、行動まで制限してしまうこともあります。

 そこで今回は、日常生活に潜むマイナス思考の原因について、薬剤師・相田彩氏が解説。プラス思考に転換する簡単な方法を紹介してもらいました。

1.マイナス思考に陥る3つの原因

 マイナス思考になってしまう原因には、過去の失敗や不安、自己肯定感の低さ、環境なども関係しています。まずはご自身が抱えている原因を知ることから始めてみましょう。

1‐1.ホルモンの影響

 マイナス思考になってしまうのは、「セロトニン」というホルモンも影響しています。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていますが、不足するとやる気が出なくなったり、ネガティブになったりすることも。特に女性は、排卵から生理までの間はセロトニンの分泌が低下しやすく、感情的になりがちです。

1‐2.ストレス・疲労

 ストレスや疲労がたまると、自律神経のバランスが乱れてしまいます。交感神経が優位に働きすぎた結果、脳が疲れてネガティブな感情が生まれやすくなるのです。ストレスを感じると、副腎皮質からコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌されますが、通常は脳に吸収されます。しかし、ストレスホルモンが過剰に分泌されると、脳が吸収できなくなり、脳疲労が起こる悪循環になるのです。

1‐3.思考のクセ

 過去の失敗や体験にこだわりすぎて、「また失敗するかも」「どうせダメだろう」などと考えるのはやめましょう。まずは、目の前の出来事に全力で取り組み、ときには他人の助言にも耳を傾けてください。そうすることで、固定観念にとらわれない柔軟な思考ができるようになるはずです。

2.メンタルの不調は、漢方で内側から元気に!

 「神経質でストレスがたまりやすい」「マイナス思考ですぐに落ち込む」などの悩みがある方は、心療内科でも自然由来の治療薬として使われている漢方薬で、体の内側からメンタルの不調改善を目指すこともできます。なお、ストレスなどによるメンタル不調には、イライラ、落ち込み、精神不安定を穏やかにするような漢方薬を選ぶことが多いです。

 漢方薬は、血液や水分の巡りを良くすることで、自律神経を整え、ストレスに負けない体づくりを目指せます。さらに、自律神経が整うと睡眠の質も向上するので、疲労や倦怠感の軽減にも役立つでしょう。

・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
イライラした神経の高ぶりを抑え、気力をつけて不安定な精神を落ち着かせてくれる漢方薬。虚弱で疲れやすく、神経質な方に向いています。

・加味帰脾湯(かみきひとう)
精神不安や不眠、寝汗などの症状を緩和する漢方薬。 虚弱体質で心身が疲れ、血色が悪い人に向いています。

・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
体力が中程度の人の不安や、神経症に用いられます。精神的な不安や緊張が招く、精神性胃炎や胃腸の不調にも。

 漢方薬にはメンタルの調子を整え、心身のバランスを整える効果があるものもありますが、体力や随伴症状、体質などによって使用する生薬は異なります。

 漢方薬は、ご自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。しかし、たくさんの漢方薬から、ご自分にあった漢方薬を見つけるのは大変ですよね。そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師とAIが、あなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

あんしん漢方

3.マイナスな考えを断ち切り、挑戦できる人生に!

 マイナスな考え方ばかりしていては、何事も悪い方に向かってしまいます。自分に自信が持てないときは、小さなことでもいいので成功したことを思い出してみてください。些細なことでも積み重なると大きな自信となり、達成感や充実感に変わってくるはず。マイナス思考を断ち切り、新しいことに挑戦できる人生に変えていきましょう。

薬剤師・相田彩
薬剤師。昭和薬科大学薬学科卒業。総合リハビリテーション病院、精神科専門病院、調剤薬局に勤務するなかで、漢方薬が使用される症例の多さと、体質や症状に適した漢方を使用することの重要性を実感する。漢方薬の力をより多くの方に広めるために、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」で情報発信をしている。