稲垣吾郎と新垣結衣がメインキャストとして出演する映画『正欲』が、2023年に公開予定だと発表された。しかし、ネット上では「ガッキーの演技力が心配」などと指摘されている。
同作は、直木賞作家・朝井リョウ氏の同名小説(新潮社)が原作。家庭環境や性的指向、容姿などの“自分では選べない”背景を持つ人々を描写しながら、「生きていくための推進力になるものは何か」というテーマをあぶり出す、衝撃的なストーリーが展開されるという。
「稲垣は横浜検察庁に務める検察官で、自分の力でマイホームを持ち、妻と不登校の小学生息子を養う寺井啓喜役を演じ、新垣は広島のショッピングモールで契約社員として働き、“特殊性癖”を隠して生きる桐生夏月役に抜てきされています。なお、今回の映画化に際して、ラブストーリーの要素が加わるとの発表もありました」(芸能ライター)
『正欲』の映画化が伝えられると、ネット上では特に、新垣に対して「難しい役どころだけど大丈夫?」「ガッキーには演じきれないと思う」といった心配の声が続出していた。
「というのも、新垣の演技力には以前から疑問の声が上がっているんです。現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』への出演が発表された際、ネット上には『演技力ないのに大河出るの?』『演技派俳優ばかりだから、ガッキーが出たら浮くと思う』といった指摘が上がることに。実際、新垣の出演回には『あんなに演技ヘタだったっけ?』『ガッキーはかわいいだけ』など、視聴者からの厳しい声も見られました」(同)
2016年に主演を務めた連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が全話平均世帯視聴率14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大ヒットした新垣。しかし、18年に松田龍平とダブル主演を務めた連続ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)は全話平均世帯視聴率8.7%と、不発に終わっている。
「さらに、新垣がメインキャストを演じ、現在公開中の映画『ゴーストブック おばけずかん』は、大規模公開ながら、初週の映画ランキングで5位とトップ3入りを逃し、公開から31日間の累計興行収入も4.1億円(興行通信社調べ)と大爆死。新垣は『逃げ恥』以降、これといったヒット作に恵まれておらず、『正欲』は新垣の演技力のみならず、集客の面でも懸念が残りそうです」(同)
一方で、新垣のファンからは「いつもとは違うガッキーが見られそうで楽しみ」「ダークな雰囲気も似合うと思う。絶対見に行きます」といった期待の声も上がっている。『正欲』は果たして、どんな作品になるのだろうか?