女優・柴咲コウが、9月12日に放送された特別番組『映画「沈黙のパレード」公開記念特番 コウ福のラジオ』(フジテレビ系)に福山雅治と出演。理想のパートナーに、84歳の医学者・養老孟司氏の名前を挙げる場面があった。
好きなタイプを問われた柴咲は、「サピオロマンティックというのがあるんですけど」と切り出し、「知性に魅力を感じるんですよ、わたくし」「眼鏡だったりとか、それこそ(『ガリレオ』の主人公)湯川(学)先生だったりとか、何かを追求してずっと調べているとか、そういう人に魅力を感じる」と告白。
これに対し、福山が「研究者の方とかも好き?」と聞くと、柴咲は「大好きです。どういう人がタイプかというと、養老孟司さんなんです」。しかし、「そんなこと言っておきながら、釣り合わないなとも思うわけですよ(笑)。私は直感的な人間なので」と語り、福山に「直感的な人同士で一緒になると、やばいでしょ」とフォローされていた。
なお、「サピオロマンティック」とは、知性に恋愛的な魅力を感じるセクシャリティのこと。ネット上では、「初めて聞く言葉だけど、最近のコウちゃんっぽいなと思った」「自分が感覚的だと、頭脳派に憧れるのかな?」といった声が上がっている。
これまでに有名人とのスキャンダルも多く、“恋多き女優”といわれてきた柴咲。古くは20歳の時、連続ドラマ『レッツ・ゴー!永田町』(2001年、日本テレビ系)で共演したDA PUMP・ISSAとの交際が報じられ、のちにISSAが「結婚すればよかった」と後悔している元カノとして、柴咲らしき女優を挙げたことがあった。
「ISSAは16年に放送されたバラエティ番組『マヨなか芸人』(読売テレビ)で、名前こそ出さなかったものの、自身が23歳時に付き合っていた『当時20歳の女優』について、『結婚しておけばよかったな、あのとき自分がほんとにバカだった』と吐露。視聴者の間で『柴咲のことでは?』と話題になりました」(芸能記者)
ISSAとの破局後は、05年に、日曜劇場『オレンジデイズ』(TBS系)で共演した俳優・妻夫木聡とのお泊まりがスクープされたほか、08年にはUVERworldのボーカル・TAKUYA∞が、柴咲のマンションに3日連続でお泊まりする様子が報じられたことも。ほかにも10年には、嵐・松本潤との密会がキャッチされたり、13年に、当時V6だった三宅健とのマンションデートが伝えられるなど、華やかな異性交遊がたびたび世間を賑わせてきた。
また、16年に「和牛王」の異名をもつ実業家・浜田寿人氏との交際がスポーツ紙に報じられるも、間もなく破局。このあたりから、柴咲の活動や交際相手の好みが一変する。
「昨年6月には、『女性自身』(光文社)が『中華系英国人実業家』でパートナーの男性に“心酔”していると伝えられました。柴咲自身も、浜田氏との交際が報じられた16年に、自身が代表取締役CEOを務める“レトロワグラース株式会社”を設立。実業家として歩み出したことで、知的なパートナーを求めるようになったのかもしれません」(同)
20年には、古巣の大手芸能事務所・スターダストプロモーションを離れ、以降、レトロワグラースの所属女優となった柴咲。近年は環境負荷を削減する取り組みをしているアパレルブランド「MES VACANCES(ミ ヴァコンス)」のプロデュースや食品事業を行い、“ナチュラリスト”としてメディアに登場することも多い。
「ただ、昨年7月発売の『フライデー』(講談社)はレトロワグラースが『赤字7,000万円』であるなどと報じていて、同社が標榜する環境負荷軽減活動よりも、柴咲の女優業が屋台骨となっている印象も。そんな状況で、結局『女優業のほうが儲かる』と判断したのか、今年1月には10~30代の女優3名のマネジメント業務を開始しています」(同)
事業活動が世間にうまくアピールできていないのか、ネット上では柴咲に対して「何してるのかよくわからない人」「どうしても胡散臭いイメージがつきまとう」といった声も目立つ柴咲。これ以上誤解されないためにも、もう少し飾らない言葉で説明する必要があるのかもしれない。