7月期ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)で主演を務め、俳優やタレントとしてマルチに活躍している少年隊・東山紀之。先日より始まった「Johnny’s アクスタ Fest」をきっかけに、ファンの間ではファンクラブの開設を求める声が高まっているという。
このほど、ジャニーズ事務所はアーティストのアクリルスタンドを数量限定で販売するオンライン限定アクスタストア「Johnny’s アクスタ Fest」を開設。9月3日、木村拓哉からなにわ男子までの一部デビュー組ファンクラブ会員に向けて配信したメールで「アクスタ初登場のアーティストを含め、全新作アクスタがラインアップ! 特設サイトにて数量限定で販売されます」とお知らせした。
「しかし、このメールは少年隊ファンのもとには届かず。少年隊のファンクラブは2020年末にサービスが終了していて、東山の個人FCも存在しないため、事務所からメールが届きようもないんです。SNSなどで『Johnny’s アクスタ Fest』の開催を知った少年隊のファンたちは、東山のアクスタはないのか……と落胆したものの、ふたを開けてみれば『アクスタ 東山紀之』(1,200円、税込)の取り扱いが判明。他アクスタと同じく9月10日午後12時より販売開始となりました」(ジャニーズに詳しい記者)
ところが、その「Johnny’s アクスタ Fest」が大騒ぎに。アクセスが集中した結果、サーバーがダウンしたようで、「購入できない」といった悲しみの声が続出。商品も次々と売り切れになり、ファンは受注生産で再販売してほしいと訴えていた。
そして、ジャニーズサイドは13日に再びファンクラブ会員限定のメールで「Johnny's アクスタ Festに関するお詫びとお知らせ」を配信。ファンクラブ会員限定で再販売を行うとし、「完全受注生産とさせていただきますため、商品のお届けが2023年春以降となりますこと、ご了承いただきたく存じます」と報告した。再販売の詳細は10月下旬に案内するという。
そんな中、再販売で特に困惑しているのは東山のファンだ。少年隊といえば、錦織一清と植草克秀は20年12月31日をもってジャニーズ事務所を退所。メンバーの意向もあり「少年隊」というグループ名は残る形となったが、2人の退所に伴い、少年隊のファンクラブも同年末でサービスが終了している。
“ファンクラブ会員限定の再販売”という事実を知ったファンは「ヒガシはファンクラブがないのに、会員限定で再販売するってひどい……」「ヒガシはファンクラブがないのに、どうやって買えばいいの?」とガックリ。加えて、「これを機にファンクラブを発足してほしい」「ヒガシのファンクラブを作ってからアクスタを再販売して」と事務所に要望するコメントもネット上に上がっている。
「ジャニーズにはデビュー組のファンクラブ(入会金&年会費で5,000円)のほか、ジャニーズジュニア情報局(年会費2,500円)と無料の情報サービスが存在します。情報サービスは生田斗真、風間俊介ら主に個人で活動するタレントのファンに向けたもので、メール配信や優先申込受付などの会員特典も。個人活動を展開する東山にも情報サービスがあってもおかしくないのですが、いまだ提供されていません」(同)
現在、東山はテレビ関連の仕事がメインだ。主演ドラマ『刑事7人』は9月14日に最終回を迎えたが、Amazonオリジナルドラマの主演作『GAME OF SPY』は、動画サービス・Amazon Prime Videoにて配信中。ドキュメンタリー番組『バース・デイ』(TBS系)でナビゲーターを務めるほか、日曜日の朝は『サンデーLIVE!!』(テレ朝系)でキャスターを担当している。
ただ、ステージの仕事は舞台『チョコレートドーナツ』(20年12月~21年1月)や、『Concert for Katsuhisa Hattori サウンドメーカー服部克久の世界』(21年11月17日)と多くはない。
一方で、ジャニーズ退所後にそれぞれファンクラブを開設しタレント活動を再開した錦織と植草は、積極的にファンの前に姿を見せているようだ。
昨年9月には2人によるYouTubeチャンネル「ニッキとかっちゃんねる」がスタート。昨年12月の植草のディナーショーに錦織が登場し、13年ぶりにステージでの共演が実現した。今年10月1日・2日には東京ドームホテルで『KAZUKIYO NISHIKIORI&KATSUHIDE UEKUSA presents ふたりのSHOW&TIME 「Song for you」』も予定されている。
「少年隊の復活を望んでいるファンも大勢いるだけに、東山が錦織&植草のショーにサプライズ出演するなど、何らかの形で“合流”してほしいと期待する人も少なくありません。かねてより、東山のファンは『キャスターや俳優も素敵だけど、ヒガシくんが輝く場所はやっぱステージだと思う』『歌って踊るヒガシを待っている』と熱望しているだけに、そうした機会もあればいいのですが」(同)
ファンクラブの開設や活動内容について、ファンの訴えが多く上がっている現在。引き続き東山の動向に注目が集まる。