9月12日に放送されたバラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)にて、マツコ・デラックスのある発言が、視聴者の間で注目を集めている。
今回は、「3年ぶりに開催された夏コミケに行ってみた件」という企画を放送。新型コロナウイルスの流行により、2020年から中止されていた同人誌即売会・コミックマーケット(以下、コミケ)が、今年は8月13、14日に東京ビックサイトで3年ぶりに開催。『夜ふかし』スタッフが現地を取材した様子が、番組内で流された。
「今回で100回目を迎えたコミケは、感染症対策として入場を制限していたものの、2日間で17万人以上の動員となったそうです。番組内では、今回からチケット制になり、入場時間がグループごとに細かく指定されるようになったと紹介。その待ち時間を楽しむ人々のほか、コミケが行われる日は来客数が著しく増えるため、店長クラスのスタッフを各店から呼び寄せ、商品の提供スピードを上げるという近隣の喫茶店チェーンの様子などを伝えていました」(芸能ライター)
その後、人気があるため、行列に対応できるよう壁際にブースが設置される通称“壁サークル”や、“島中”と呼ばれるマイナーサークルのブース、コスプレイヤーが集結する“撮影エリア”などを取材。この中で、マツコの興味を引いたのは、「おかあさんのおにく」というサークル名で、自身の写真集を頒布する40歳の女性だった。
「ふくよかな体形の女性に話を聞くと、『この体形でも、クッソモテてます』と断言。7人の子どもを育てるシングルマザーで、上は21歳、下は5歳だと明かしていました。子どもたちは『夏冬(のコミケで)お母さんが頑張ることで、自分たちのお小遣いが増える』と、女性の活動を応援してくれているそうで、『一肌脱いで稼いでくる』という認識なのだそうです」(同)
マツコはこの女性を見て、「私も需要あるのかしら?」と発言。同じく番組MCを務める関ジャニ∞・村上信五が「全然あるんちゃう?」と後押しすると、マツコは「“激ぽちゃ”好きの殿方に売れるだろうけど、特殊だよ?」と需要を疑いつつも、「来年、コミケ出してみようかな」と意欲を見せたのだった。
「ちなみに、マツコが考えている写真集の内容は『ガチのやつ。エロくソフトクリーム食べるわよ』とのこと。ネット上では、『マツコなら壁サークルだよね(笑)』『絶対来てほしい!』といった期待の声が多く寄せられていました。しかし一部では、『悪いこと言わないから、芸能人はこっちに来ないで』『コミケに芸能人が来ると、場が荒れるからなあ……』などと、懸念するような声も見られます」(同)
というのも近年、芸能人がコミケに出展したり、一般参加したりといった話題が、ネット上で賛否両論を集めているのだ。
「2014、15年には、歌手の小林幸子がサークル名『5884組(コバヤシグミ)』としてサークル参加。16年に一般参加で来場した叶姉妹は、翌17年に『ファビュラス叶組』として、オリジナルTシャツや写真集などを頒布しました。しかし、芸能人の来場はメディアで大きな話題になり、いつも以上に人を集めてしまうため、ネット上には『正直、邪魔だった』『もう芸能人は来ないでほしい』といった苦言も漏れているんです」(同)
マツコがコミケに出展すれば人気を集めることは間違いないが、果たして実現するのだろうか。