自身の会社が手掛けるシャンパンサロンで起きた急死事故、買取事業での出資法違反疑惑や返金トラブルと、立て続けに“文春砲”を食らい、炎上状態が続いている“元No.1キャバクラ嬢”の実業家・エンリケ。
9月17日、エンリケは自身のYouTubeチャンネルを更新。同7日配信のニュースサイト「文春オンライン」で、代表を務める「株式会社エンリケ空間」の買取パートナーという事業に出資法違反疑惑が持ち上がり、契約者との間に返金トラブルが起こっていると報じられた件について、「私自身、何も把握しておらず、夫に任せっきりでいました」と、自らの関与を否定。また、立て続けに出演した“青汁王子”こと実業家・三崎優太氏のYouTubeチャンネルでも、同様の主張を展開した。
17日に公開された三崎氏の動画は、同氏がエンリケに対してインタビューを行うという内容。現在、夫と暮らす自宅を出て住処がないというエンリケは、三崎氏所有の物件に、一時的に住まわせてもらっている状態だという。
「エンリケは、問題になっている買取パートナー事業について、夫に任せていたことをあらためて主張したのですが、その詳細を聞かれても、『パニクりすぎてて』『自分は何もわからない』と繰り返すばかりで、一切の説明ができなかった。結局、途中で三崎氏がエンリケの代理人弁護士に電話で事情を聞き、概要を視聴者に説明するという展開になっていました。こうしたエンリケの態度に三崎氏は終始あきれモードで、最終的に『経営者向いてない』『結構頭悪すぎ』とバッサリ斬っていたんです」(芸能記者)
また三崎氏は、エンリケ個人で買取事業の契約者にお金を返していくべきではないかと提案したが、彼女は現在、貯金額が「ゼロに近い」と告白。なんでも、以前から夫にお金を無心され、概算で「7億は渡している」ため、手持ちの現金はほぼないとのこと。夫との借用書には「4億円」と記載されているというものの、最後には「ちょこちょこ貸し続けてきたから、自分の全財産がわからない」と漏らす始末で、この言い分にも三崎氏は半信半疑の様子だった。
「とはいえ、エンリケのインスタグラムを見る限り、ここ最近も大豪遊しています。イタリア・シチリア島で行われたドルチェ&ガッバーナ『アルタ モーダ』10周年のショーに参加したほか、トルコ・カッパドキアで気球に乗ったり、エルメスの高級バッグを一度に3つも購入するなど、とても貯金がない人の行いには見えません。三崎氏が疑問を抱くのも無理はないでしょう」(同)
他方で、こうしたエンリケの言動は、「過去の自身のスタンスを揺るがすもの」(ウェブライター)という指摘もある。
「彼女はもともとお金を貯めるのが大好きなキャラクターだったんです。メディアでのインタビューなどで、『お金は使うより貯める派』『小学生時代から300万の貯金があった』などと繰り返しアピールしていましたし、2020年10月放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)でも、『貯金は10億届かないくらい』と発言し、スタジオを驚がくさせていました。『貯金がゼロに近い』というのが事実であれば、各メディアでの発言は嘘だったのか……」(同)
またエンリケは20年6月公開のウェブメディア「新R25」のインタビューで、「私は昔からずっと“正当に稼いだお金”にこだわってきました。私にとっては、お金の清潔さがすごく大切」とも明かしていたが……。
「出資法違反疑惑が持ち上がる買取パートナーは、エンリケのポリシーに反する事業といえる。お金の清潔さにこだわっているのであれば、当然、事前に止めることもできたはずですが、『自分はよくわからない』と繰り返すばかりとあって、過去の発言に矛盾を感じてしまいます。なお、夫は現在インスタグラム上で、エンリケの発言内容について猛反論を展開中で、くだんの事業内容についても『(エンリケは)余裕で知ってました』『その証拠もあります』と発信。もし夫側の主張が正しければ、エンリケはさらなる窮地に立たされるでしょう」(同)
まだまだ騒動の渦中にあり、今後も新たな事実が次々と発覚する可能性もあるが、少なくともエンリケは、これまで作り上げてきたパブリックイメージを、自ら壊し始めていることは確かだろう。