連日ネットニュースをにぎわせている、“元No.1キャバクラ嬢”の実業家・エンリケの詐欺疑惑。9月8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて、自身が代表を務める「株式会社エンリケ空間」の買取パートナー事業に出資法違反の疑いがあると報じられ、「出資金が戻ってこない」という被害者の声も伝えられていた。現在は、その責任の所在をめぐって、エンリケと夫がネット上で泥仕合を展開している状況だ。
「文春」報道後の17日、エンリケは自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画を公開したものの、自身は今回の一件に関与しておらず、すべて夫がやったことだと主張。また、同日に公開された“青汁王子”こと実業家・三崎優太氏のYouTube動画では、三崎氏に何度確認されても、「本当に私は何も知らない」と、身の潔白を訴え続けていた。
「一方、エンリケの夫はほぼ同時進行で、インスタグラムのストーリーズ機能(24時間限定公開)を使って、騒動の内幕やエンリケの発言内容を、次々と暴露するようになりました。最も衝撃的なのは、エンリケは買取パートナーのトラブルを把握しているという話。夫と周囲は当初、エンリケの『何も知らなかったことにしたい』という訴えに反対したものの、結局、彼女は聞く耳を持たなかったそうです。夫は『知らなかったでは済まされない証拠』があるとも話しており、今後それが明るみに出た場合、さらなる炎上が巻き起こるでしょう」(ウェブライター)
このような泥仕合が繰り広げられる中、周囲の関係者からは「ここまでこじれたのは、事業とは関係ない“夫婦げんか”が原因」(広告代理店関係者)と、あきれた声が出ているようだ。
「夫がストーリーズでも言及していたように、彼はエンリケが今回の詐欺疑惑トラブルで、ある“男性”を頼ったことにいら立っているようなんです。その人物は、エンリケのキャバ嬢時代の客だったという弁護士の男性で、着手金も受け取らないまま相談に乗っていた様子。夫は、その弁護士が夫婦で暮らしていた自宅を突然訪れたことに『非常識すぎる』と激怒し、エンリケはそんな夫が怖くなって、直接話し合うことを拒むようになったそうです」(同)
三崎氏とのYouTube動画でも、エンリケは「急に旦那さんのことが怖くなって」と繰り返していたが、その理由についてツッコまれると、急にしどろもどろになっていた。
「その後もエンリケは複数の弁護士に、トラブル解決の依頼をしているようですが、夫のほうはエンリケとの『直接の話し合い』以外は拒否している状況。そもそもは、夫が元客である男性弁護士の介入に怒ったことから話がこじれ始めたわけで、現在の騒動は“夫婦げんか”の延長線上にあるといえそうです。夫婦で話し合えば解決に向かう可能性が高いため、周囲の関係者は、夫から逃げ惑うエンリケに批判的になりつつあります」(同)
しかし、返金されずに困っている買取パートナーの契約者には、夫婦げんかなど一切無関係なだけに、「SNSやYouTubeで不毛な言い争いをして事を荒立てるのではなく、被害者への返金を最優先してほしい」(同)との指摘もある。
出資法違反疑惑の払拭や契約者への返金だけでなく、身内からの“暴露攻撃”にも対応しなければならなくなっているエンリケ。事態の解決にはまだまだ時間がかかりそうだ。