9月23日、声優・櫻井孝宏がニュースサイト「文春オンライン」にて、元声優女性と結婚していたと報じられた。ネット上では意外にも、既婚者であることを隠していた櫻井本人ではなく、同媒体に対する批判が寄せられているようだ。
1996年にテレビアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(テレビ東京系)で声優デビューし、『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズ(TBS系)の枢木スザクや、『おそ松さん』シリーズ(テレビ東京系)の松野おそ松、『鬼滅の刃』シリーズ(TOKYO MXほか)の冨岡義勇など、さまざまな作品で人気キャラクターを演じてきた櫻井。端正なルックスを持つことから“イケメン声優”として、多くの女性ファンから支持されている。
今回、「文春オンライン」は、櫻井がメインパーソナリティを務めるラジオ番組『A&Gメディアステーションこむちゃっとカウントダウン』(文化放送)の2018年2月3日放送回で、ゲストの声優・坂本真綾の出演作品に触れた際、「俺の嫁……知り合いでもすっげ好きな奴がいて」などと発言し、ファンの間で“既婚者疑惑”が浮上していたことを述懐。
さらに、櫻井がこれまで複数の女性と浮名を流してきたことに触れながら、20年近く交流のある同世代の元声優女性と結婚していたことを“声優業界に詳しい人物”の証言と共にスクープ。記事には、相手女性とのツーショット写真も複数枚掲載されている。
一方、記者の直撃を受けた櫻井は、結婚を認めたうえで、「ニーズがあったとしてもそこは自分の中で決めていることなので、今後も公表するつもりはないですね」と発言していたが、報道同日、所属事務所「インテンション」公式サイト上に「櫻井孝宏に関するご報告」と題したお知らせ文が掲載された。
「本人の意向もあり、プライベートに関することは公表しておりませんでしたが、掲載されております記事につきましては事実です」(原文ママ、以下同)とあらためて報道内容を認め、「この度はお騒がせして申し訳ございません」と謝罪しながら、「今後とも一層精進してまいりますので、温かく見守っていただきますようお願い申し上げます」と櫻井に代わってコメントを出している。
今回の一件について、ネット上では「櫻井さんが結婚してるのはなんとなく察してた」「今さら感ハンパない」「あらためてご結婚おめでとうございます」との声が多く上がり、ファンの間では櫻井が既婚者であることは周知の事実だった様子。とはいえ、スクープを報じた「文春オンライン」に対しては、「結婚してるのもしてないのも本人の口から知りたかった」「マスコミは余計なことするな」と批判が寄せられている状態だ。
なお、記事では、“声優業界に詳しい人物”が「共演者やスタッフは(櫻井が結婚していることを)だいたい知っていたのではないでしょうか」とも語っていたが、ある声優業界関係者は「私の周りでは誰一人知る人はおらず、驚きました」と明かし、今回の報道は“寝耳に水”だったようだ。
「これは推測ですが、櫻井の結婚を知っていたのは所属事務所のスタッフなど、ごく近しい関係者のみだったのではないでしょうか。事務所の代表の一人である声優・鈴村健一は、とても口が堅いことで業界内では有名ですし、櫻井本人も同業者にプライベートをペラペラしゃべるタイプではありませんから、そこまで公にならなかったのでは」(同)
ただ、櫻井は、「女性関係が派手なことで業界内では有名だった」(同)そうだ。
「奥様は昔から交流がある相手だといいますが、20年前というと、櫻井は30歳手前。ちょうど売れ始めた時期で、一番脂が乗っていた頃です。彼は女性に対して紳士的で優しく、おまけにあの甘い声ですから、当時からかなりモテました。声優やスタッフなどを含め、複数の女性と同時交際をしており、そのことがバレて多くの女性が櫻井の元を離れていったこともあるなど、業界内では、彼の『女癖の悪さ』が広く知れ渡っています。さまざまな女性と交際・破局を繰り返してふるいにかけた中で、最後まで残った人物が奥様なのかもしれません。おそらく、記事を見て結婚を知り、悔しがっている元交際相手や関係者は大勢いると思いますよ」(同)
今後、週刊誌などで過去の“ヤンチャぶり”を掘り返されないといいのだが――。