指原莉乃がプロデュースする女性アイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)が9月25日、デビュー5周年記念ライブを開催。夜公演で人気メンバーの齊藤なぎさが卒業を発表し、ファンに衝撃を与えている。
=LOVEは、指原と代々木アニメーション学院が合同で行った声優アイドルオーディションの合格者で結成。2017年4月に誕生して以降、メンバーはグループとしての活動のほか、声優や女優としてもさまざまな作品に登場している。今回、卒業を発表した齊藤は、グループのセンターを務めたこともある中心的メンバーで、卒業後は演技の仕事をメインにするため、「着実に努力したいです」と宣言していた。
齊藤の卒業発表に、ネット上では「アイドルを続けてほしかったから悲しい」「もうちょっとイコラブにいる姿を見せてほしかった」などと惜しむ声が続出しているほか、=LOVEの今後を心配するような声も少なくない。
「ようやくグループとして“売れてきた”タイミングであるため、ファンからは『せっかく上り調子なのに、このタイミングでメンバーが減るのは残念すぎる』『グループの顔であり、エースでもある齊藤が抜けるのは痛手』『齊藤なぎさが抜けたら、グループも終わりでしょ……』といった悲鳴も目立ちます」(芸能ライター)
実際、=LOVEの活躍を数字で見てみると、5月25日リリースの11thシングル「あの子コンプレックス」は初週売上19.1万枚(ビルボード調べ)で自己最高枚数を記録。加えて、同局のミュージックもグループ史上最速の「10日間で500万回再生」を達成しており、「上り調子」の中での卒業発表となってしまったのは確かなようだ。
一方、齊藤は人気漫画の実写化ドラマで、今年4月期に放送された『明日、私は誰かのカノジョ』(TBS系)に出演。ホストにハマる地雷系女子“ゆあてゃ”こと高橋優愛役を好演し、注目を集めた。
「そのため、ネット上には『女優業も楽しみ』『ゆあてゃの演技すごくよかったから、卒業しても頑張ってほしい』など、齊藤の背中を押す声も多い。漫画実写化作品は、原作ファンから厳しく評価されることが多いものの、齊藤が演じた“ゆあてゃ”は『原作のビジュアルに近い』と好評でした。ちなみに、齊藤はもともと原作ファンだったこともあり、同作にかなり力を入れていた様子。5月18日配信のニュースメディア『クイック・ジャパン ウェブ』のインタビューによれば、原作のビジュアルに近づけるために3~4キロダイエットして撮影に臨んだそうです」(同)
持ち前の演技力が評判を呼んでいる齊藤と、彼女の卒業後が不安視されている=LOVE。グループの勢いが落ちないよう、今後はプロデューサーである指原の手腕が、これまで以上に試されるかもしれない。