今年、格闘家デビューした元俳優の高岡蒼佑が9月27日、自身のインスタグラムを更新。25日に行われた総合格闘技イベント『超RIZIN』で、政治団体「ごぼうの党」代表・奥野卓志氏がフロイド・メイウェザー選手の前で花束を落とし、物議を醸している件について、独自の見解を示した。
高岡は「プロレスだったらエンターテイメントとして捉えられてきっと派手に盛り上がるだろう。場所が違うだけでもこういった反応になるのかと」(原文ママ、以下同)「さらっとしたショーとして単純に面白い」と印象を明かした上で、「日本人として恥だ」という世間の批判に対して「この花束事件にムキーっとなってる風の時点で日本の恥をまた一つ知る結果になってる」とコメント。
さらに、“花束贈呈”の特定がついたプレミアムNFTデジタルチケットを奥野氏が420万円で落札したことについて、「自分は権利を買ったのが 奥野さんで良かったんじゃないですか? と思います」「まじで危ない奴が権利買っちゃって、落札することだってあり得たわけでしょ」とつづり、「安倍晋三事件があった後にこんな権利を売ってる運営サイドが単純に批判されるべき」「単純に420万かけて落札したんだから放り投げようが、くしゃくしゃにしようが、食べようが、相手に迷惑のかからない時間も取られないのならどんなパフォーマンスもしていいんじゃないのかな」と持論を展開している。
「高岡の『奥野さんで良かった』という意見は大きな反響を呼んでいて、ネット上では『買ったものなんだから何してもいいという思考は危険』『いやいや、常識的に考えて、人としてどうなのって話でしょ』と否定的な意見がある一方で、『なるほど、そういう視点もあるのか』『確かに、こういう事態を想定できなかった運営はもっと批判されるべき』『高岡さんが言うように、セキュリティ面を考えれば「この程度で済んでよかった」という見方もありますね』と共感する声も多い。高岡の投稿をきっかけに、議論がますます白熱しているようです」(芸能記者)
高岡といえば、2011年に韓流推しのフジテレビや韓国人タレントをTwitterで批判した5日後、デビュー時から所属していた大手芸能事務所・スターダストプロモーションを退所。当時の高岡は、「8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば」「うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど。取り合えず韓国ネタ出て来たら消してます」などとつづっていた。
「フジテレビ騒動から11年以上がたっていますが、現在も高岡は『テレビに騙されてたらダメ』『ターゲットを選択し裏で悪巧みをし、表のニュースと裏のニュースを分ける』『本当にテレビ見ない方がいいですよ。氣づかないうちに飲まれちゃう』などと、一貫してテレビに批判的な姿勢を貫いています」(同)
実際、今月28日にもストーリーズ(24時間限定公開)で、「宗教の話で騒いでるけど 国営、民放TVっていう巨大宗教にどハマりしてる層にはもう何を言っても無駄。そこいらの宗教なんかよりよっぽどタチが悪い。聞く耳ももたない洗脳され続けた頭でっかち。陰謀論でもなんでもなく現実だよ」とテレビ批判を繰り広げている。
なお、高岡は20年8月に「気力の限界」として芸能界引退を発表。その後はアパレルブランドを立ち上げるなどしていたが、今年5月に突如、格闘家デビューすることを発表していた。
「今回、高岡が『権利を売ってる運営サイドが単純に批判されるべき』とつづったことで、ネット上では同運営のやり方を疑問視する声が増えている印象もあります。かつて、テレビ業界を批判したことが原因で芸能界からフェードアウトした高岡ですが、格闘技業界でも、11年前の二の舞になるのではないかと心配する声もあるようです」(同)
またもや、自分に近い業界に疑問を投げかけた高岡。再び自分の首を絞めることにならないといいが……。