関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。10月3日深夜放送回では、大倉忠義が不在の中、前週オンエアされた女優・高島礼子とのアドリブ劇「大家族会議」を全員で振り返りながらトークを展開した。
このドラマは、15人兄弟の貧乏大家族が「大家族密着スペシャル」と題したテレビ番組への出演を重ねるうちにお金持ちとなり、高島演じる母親は守銭奴に。その後開かれた家族会議の結果、一家は貧乏であることを演じるのではなく、視聴者にすべてをさらけ出し、「お金持ち家族」としてテレビの密着取材を受け続ける選択をする――という物語。
高島から演者に指名された丸山隆平、安田章大、横山裕の3人は、番組初の試みとして“一人二役”を担当。丸山がフリーターの長男と弁護士の次男を演じ、安田は不良の長女と芸人志望の三男、横山にはマザコン高校生の四男と天才小学生の五男役がそれぞれ与えられた。
高島は、「私、正直こんなに(関ジャニ∞の)アドリブがすごいと思っていなかったんですよ。結構一発目から、もうガンガン(アドリブが)きたんで、動揺しまくりです」と正直にコメント。アドリブドラマは初挑戦で不安だったというが、「(関ジャニ∞の)おかげで、私の中でモチベーションが上がりました。(メンバーから)“頑張ってね”っていうオーラがすごい伝わってきたし……」と明かし、「なんかね、みんな良い子だったの」とメンバーに助けられた様子。
対して安田は、「(高島に)手の平でコロコロってされましたね」と語り、丸山と横山も「うまみがたっぷり詰まった設定だなって思いましたね」「今までのゲストの中で、一番喜怒哀楽が出たんじゃないですか」などと、ドラマを振り返った。
なお、9月30日にフジテレビ公式YouTubeで配信された動画「【ぎゃふんと言わせたかった】極妻女優・高島礼子さんの発言に村上さんご立腹!?『俺とヨコぐちゃぐちゃなってるやんけ!』21年前の思い出は一体…」には、ドラマ撮影前に、控室で番組スタッフが関ジャニ∞の配役を発表する様子が収められていた。
その中で、演者に選ばれず、別室でのモニタリング役を命じられた村上信五は、「俺は出ないってこと?」と驚きの表情を浮かべ、「うわ〜」と意気消沈。「めちゃくちゃ若かりし頃、(高島と)共演させてもろうてるし……。10代の時……」と悔しさをにじませる場面があった。
というのも、村上は、今井翼と三宅健がダブル主演した連続ドラマ『ネバーランド』(TBS系、2001年7月期)で高島と共演していたのだ。ちなみにこのドラマには、生田斗真や元KAT-TUNの田中聖も出演している。
すると、先日高島と仕事が一緒だったという横山が、「あれやろ? ジャニーズいっぱい出たドラマのやつやろ? (高島に)『それ、横山くん出てた?』って言われたから『たぶん村上ですよ』って言うたけど……」と告白。「たぶん、覚えてない……」と、高島が村上との共演を忘れていることを示唆した。
これに村上は「礼子、ぐちゃぐちゃなってるやんけ!」と、自分と横山を混同している高島に不満をぶつけ、「今日は“ぎゃふん”と言わせたかったのにな、礼子!」と、21年ぶりのドラマ共演を果たせなかったことを嘆いたのだった。
この日の放送に、ネット上では、「高島礼子さん、関ジャニ∞のおかげでモチベーション上がったと言ってくださってうれしい」「『あとごじ』は出演してくださった俳優さんが楽しんでくれてるのがいいよね」「『ネバーランド』懐かしいな。主題歌のV6の『出せない手紙』のCD買ったな」「いつかゲストさんを振り回すひなちゃんの姿見たい」などのコメントが寄せられていた。