元タレント・坂口杏里が、作家で僧侶の家田荘子氏のYouTubeチャンネル「家田荘子ちゃんねる」に登場。家田氏との対談の中で、AV出演やデリヘル勤務について赤裸々に語っている。
「家田氏は8月に公開した動画『【緊急動画】家田からある方へのお願い・・・』(現在は削除)で、坂口と連絡が取れないことを告白。5月に対談を申し込み、坂口からの要望ですぐにギャランティを“前払い”したものの、返事がないと訴えていました。しかし、この動画をきっかけに坂口と連絡が取れたといい、今回の対談に至ったようです」(芸能記者)
10月4日に公開された“前編”では、芸能人時代の給料を「初めの1年間はノーギャラ」「寝る間も惜しんで30日働いて、マックス(月給)60万(円)」などとぶっちゃけているほか、義理の父であるプロゴルファー・尾崎健夫との確執を告白。
坂口は、2013年に病死した母で女優の坂口良子さんが末期のがんであることを、直前まで知らなかったといい、「義理のお父さんは全部知ってたんですよ(中略)ステージ5だったりとかっていうのを」「亡くなる3日前くらいに、『あとは親子水入らずでやってください』(と尾崎に言われた)」「『え、あなたどの口が言ってるの?』みたいな。びっくりしました。人ってこんなに簡単に人を裏切るんだって思って。私たちのことはほんとに何も考えてくれなかったんだなって」と尾崎への憤りを語っている。
「良子さんが亡くなった数カ月後に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、尾崎と坂口がスタジオで共演。坂口が尾崎本人に母の病状を知らされなかったことについて投げかける場面もありました。この時、尾崎は『私がやった大罪』と悔い、坂口は『たぶん前もって(病状を)知っていても、私なんか何もできなかったと思うんですよ』『(当時は)すごく責めたけど、今はもう(尾崎に)いてくれてありがとうって気持ちしか心にないです』と晴れ晴れとした表情で語り、放送上は和解ムードでしたが、家田氏との対談を見る限り、坂口の本心ではなかったのかもしれません」(芸能記者)
また、坂口は芸能界引退後について、「キャバクラもやりましたし、ラウンジもやりましたし、デリヘルもやりましたし、AVもやりました」と明かし、「バイトですよね、普通に。お金稼ぎ」と理由を説明。
これに、家田氏が「お母さん、(遺産を)残してくれたんじゃないんですか?」と質問すると、坂口は「(遺産があると)皆さん思ってるんですけど、お墓立てるのって結構かかりますよね。入院費だけでも、手術費だけでも、莫大なお金がかかるわけじゃないですか」と返答し、続けて「遺産でホストで遊んだとかっていうのは一切なくて。はっきり言いますと、遺産はほぼゼロに近い」と、過去に報じられた“母の遺産でホストに通っていた”との一部報道を否定した。
さらに、家田氏から「デリヘルをやったのは、借金かなんかでもあったんですか?」と問われた坂口は、「いや、普通に淡々と、お金がほしくて」と否定。AVに出演した理由については、「社長がMUTEKIに電話をして、『坂口杏里だったらいくら?』みたいな」と自分の意思ではなかったことを示唆している。
「16年9月発売の『週刊女性』(主婦と生活社)は、良子さんが遺産として残した数千万円を、尾崎がそっくり坂口と坂口の兄に渡したことや、それを坂口がホストクラブで使い切ってしまったこと、さらに遺産では足りずに500万円ほどの借金を背負っていることなどを報じていて、今回の坂口の主張とは食い違っています。そのため、ネット上では『デリヘルは借金返済のためじゃないって言ってるけど、本当かな?』『杏里ちゃんの発言が嘘に聞こえるところもある』『遺産がほぼゼロだったって本当ですか?』と発言を疑うような書き込みも目立ちます」(同)
後日公開される動画の“後編”では、デリヘル勤めやAV出演について詳しく話す様子の坂口。自分の過去を、どこまで正直に語るのだろうか。