元タレント・木下優樹菜が10月4日、インスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)で、自身のアンチを「ゴキブリ」呼ばわりし、一部ネット上で物議を醸している。そんな中、木下が人知れず、芸能界引退のきっかけとなった“恫喝事件”の謝罪動画を、YouTube上から削除していたことがわかった。
木下は2019年10月、実姉が働いていたタピオカドリンク店のオーナーに“恫喝”するようなダイレクトメッセージを送っていたことが発覚。その影響で翌11月に芸能活動自粛を発表し、20年7月には一旦活動を再開したが、わずか5日後には芸能界を引退した。
「木下はその後、21年10月にYouTubeチャンネルを開設し、まずは“恫喝騒動”についての謝罪動画を公開。白いシャツを着用し、普段は明るい髪色も黒にした状態で、涙を浮かべながら謝罪の言葉を述べていました」(芸能ライター)
しかし、翌月11月に公開した2本目の動画「木下優樹菜のNG無し質問コーナー!」では、冒頭から「チョリース! 木下優樹菜でーす!」と笑顔であいさつ。さらに、インスタグラムに寄せられた「本当に反省してるんですか?」という質問に「えっ? 本当に反省したんだけど」などとキレ気味に回答しつつ、今後もずっと落ち込んだ様子でい続ける「理由もない」と主張。実際、その後も木下は“通常運転”でSNSを更新し、今月1日には“3年ぶりのファンミーティング”を開催したことをYouTubeで報告していた。
「木下が“一般人”を名乗るようになってからも、彼女を支持するファンは一定数いますが、ネット上にはアンチによるコメントが多数見受けられる。そんな中、木下は今月4日にインスタのストーリーズで『銀杏つぶれすぎな道まぢ』(原文ママ、以下同)というコメントに“大便の絵文字”を添え、続けて『アンチや誹謗中傷するやつ』についても“大便の絵文字”で表現。これに対し、ファンが『それじゃ(大便の絵文字)に失礼』などと反応すると、木下は『みんなけっこーいうね爆笑』『Gでいい? ゴキブリ』と、自身に否定的な人物の呼び方を『ゴキブリ』に決めたんです」(同)
ネットユーザーからは「下品だなぁ」「誹謗中傷する人が悪いのはもちろん、人をゴキブリ呼ばわりするのもダメだろ」などとあきれた声が続出した。
「そんな木下ですが、YouTubeで最初に公開していた謝罪動画を、いつの間にか削除していたことがわかりました。10月7日午前9時現在、最も古い動画は、例の『チョリース!』で始まる『NG無し質問コーナー!』となっています。明確な削除理由はわからないものの、木下にとって恫喝騒動はすでに終わったことなのかもしれません。とはいえ、謝罪動画を消してしまっては、世間に“反省していない”と受け取られる可能性があります」(同)
木下といえば今年7月15日、ロンドンブーツ1号2号・田村淳への“クレーム動画”を公開したことが話題に。淳はこの前日、自身のYouTubeチャンネルで行った生配信で、木下が一度受けた動画企画の出演オファーを、のちにキャンセルしたことを暴露しており、これに反論する内容だったが……。
「淳は自身のチャンネルで“人生につまずいた経験を持つ有名人”と対談する『セカンドチャンス』という企画を行っているのですが、淳いわく、木下は『(過去に出演した)メンバーを見て、出ないって言ってきた』とのこと。ちなみに、これまで同企画には、俳優の高知東生(16年に覚醒剤と大麻所持で逮捕)や、元EE JUMP・後藤祐樹(07年に窃盗容疑や強盗傷害容疑で逮捕)が出演していました」(スポーツ紙記者)
木下は、反論動画で高知らが警察に逮捕されていることに言及しつつ、「私は芸能界を引退して、ある意味、第2章ですけど、刑務所に入るようなことしてない」「違うセカンドキャリアだから」などと主張。しかし、ネット上では「ほかのゲストを見下してて失礼」といった批判が噴出し、さらには「自分が起こした恫喝騒動を反省していないのでは?」という疑問も寄せられたのだった。
木下が謝罪動画を削除したことを踏まえると、彼女は「セカンドキャリア」を歩むうえで、恫喝騒動を“なかったことにする”つもりなのだろうか――。