10月2日に放送された朝の情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)。今回は、野球解説者・上原浩治氏の「パ・リーグ優勝争い」に関する発言に視聴者の注目が集まった。
上原氏は番組後半のスポーツコーナーに“御意見番”として登場。さまざまなスポーツの話題にコメントしながら、番組独自の評価基準である“あっぱれ”と“喝”を付けた。
「この中で、『今週行われたプロ野球』を取り上げた際、番組MCの関口宏は上原氏に向かって、『(予想が)外れちゃいましたよ、クライマックスシリーズから』と発言。というのも、上原氏は9月25日に出演した際、阪神タイガース、広島東洋カープと、クライマックスシリーズに出場できる3位を争っていた読売ジャイアンツについて、『もしかしたら、ちょっと有利なのかなって』と予想。しかし、ジャイアンツは4位に沈み、クライマックスシリーズ進出を逃してしまったんです」(芸能ライター)
上原氏は、「ジャイアンツ有利じゃないかなと言ってしまったんで。自分に“喝”ですね」と反省した様子。関口から「ジャイアンツにも“喝”じゃない?」と問われると、「ジャイアンツにも“喝”です」と話していた。
また今回は、放送当日の夜に行われるパ・リーグの優勝をかけた、福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスのリーグ最終戦について触れる場面もあった。
「オリックスが勝利し、ソフトバンクが敗戦する以外のケースでは、ソフトバンクがパ・リーグ優勝する状況しか残されていないほど絶好調だったこともあり、上原氏は『ソフトバンクがやや有利かなって気はしますけども、こればっかりはやってみないとわからないですからね』と発言しました。しかし、ジャイアンツの予想を外したこともあり、ネット上では『上原さんがソフトバンク有利って言ってたから……』と、上原氏の予想を逆に不安視するソフトバンクファンが続出しました」 (同)
そして、実際の試合はソフトバンクが敗戦し、オリックスが勝利して逆転優勝する結果に。これを受け、ネット上では「上原がソフトバンク有利なんて言うから!」「上原さんが有利と予想したチームが負ける」など、上原氏がまたも予想を外したことに辛辣な意見が相次いだ。
「野球解説者の予想が大きく外れた例といえば、2020年12月6日放送の『サンデードラゴンズ』(CBCテレビ)の中で、川上憲伸氏がシーズン前に行った順位予想と実際の結果が、すべて違っていたことが明かされて話題を集めました。ただ、この際は『逆に才能がある』『気持ちのいい外しっぷり』など、好意的な意見が多く見られたんです」(同)
一方、上原氏の場合、『サンデーモーニング』の御意見番として、野球以外のスポーツの知識が少ないことなどから、視聴者の間でたびたび“不要論”がささやかれている状況。しかも、今回は専門分野で予想を外したため、辛辣な意見が多数噴出してしまったようだ。
今後、上原氏が試合の結果を予想する機会があれば、ある意味注目を集めるかもしれない。