2006年以降、バラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズを“大みそかの恒例番組”として放送してきた日本テレビ。しかし、昨年は放送を休止し、今年に関しては10月13日現在、放送の有無を正式発表しておらず、番組ファンをやきもきさせているが、マスコミ界隈では「ダウンタウン・浜田雅功がうっかり情報を漏らしてしまったようだ」(週刊誌記者)と話題になっている。
『笑ってはいけない』シリーズは、ダウンタウン・浜田と松本人志のほか、月亭方正、ココリコ・遠藤章造と田中直樹らがレギュラー出演。タイトル通り、さまざまな“刺客”が繰り出すネタに対し、何があっても“笑ってはいけない”というルールのもとで番組が進行し、“笑った”と判定された者はその都度“尻を叩かれる”などの罰を受ける。
「長年続いてきた人気番組ですが、昨年は放送を休止。日テレが代わりに用意したのは、フットボールアワーの後藤輝基や、千鳥、バナナマン、ナインティナインらがMCを務めるバラエティ特番『笑って年越したい!!笑う大晦日』。多数の人気芸人が登場してネタを披露したほか、スペシャルサポーターとして女優・高畑充希も出演するなど、出演者の顔ぶれは豪華でしたが、番組内容に関しては、ネット上で『グダグダ』と指摘されるなど、盛り上がりに欠けました」(芸能ライター)
こうした経緯もあってか、年末が近づいてきた現在、ネット上には「今年は『笑ってはいけない』やるかな?」「大みそかといえばやっぱり『笑ってはいけない』だよね」との声がチラホラ出ている。一部報道ではすでに「今年も『笑ってはいけない』の放送はナシ」「今回もナイナイを起用した特番になる」といった話もあるが、それも臆測レベルの話だけに、日テレ側からの正式発表が待たれている状況だ。
「そんな中、実はダウンタウン・浜田がつい最近、今年の『笑ってはいけない』について『やらない』と、うっかり口走るハプニングが発生していたんです。浜田は今月7日、自身がMCを務めるレギュラーバラエティ『プレバト!!』(TBS系)の“放送開始10周年”を記念した『10分限定合同取材会』に出席。浜田がこうした会見に登場するのは非常にレアなことで、報道陣からは、節目を迎えた番組についてはもちろん、ダウンタウンの結成40周年に関する質問なども寄せられたとか」(前出・週刊誌記者)
実際、一部ネットニュースでは、浜田が同会見で「(ダウンタウン40周年は)あっという間やった」とコメントしたことなどが伝えられている。
「一方、ニュースにはなっていないものの、同会見で“年末の予定”を聞かれた浜田は、ついポロリと、『今年も「笑ってはいけない」はない』と明かしてしまったそうです。他局の番組であり、公式発表もまだということで、このくだりはマスコミ各社とも記事化を見送ったようですが、すでにウワサは広まっています」(同)
なお、昨年の『笑う大晦日』は評判が悪かっただけでなく、視聴率的にも第1部(午後6時半~)の世帯平均は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(午後9時~)も5.6%と振るわずじまいだったものの、日テレは今年も同じ路線の番組で調整を進めているという。このまま『笑ってはいけない』が復活しないとなると、大みそかのテレビは“盛り下がる”一方かもしれない。