• 月. 12月 23rd, 2024

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『羽鳥慎一 モーニングショー』玉川徹氏、自ら進退説明か? 過去の“問題発言”をプレイバック

 レギュラーコメンテーターを務める情報番組『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)で、「故安倍晋三国葬儀」に関する事実誤認発言が炎上し、10月4日付で10日間の出勤停止処分を受けたテレビ朝日社員・玉川徹氏。復帰後の19日には、同番組で自身の進退について説明するのではないかと報じられている。

 14日付のニュースサイト「スポニチアネックス」によると、現在テレ朝局内では、玉川氏がコメンテーターの立場から退く方向で話し合いが進行中とのこと。同時に、本人に番組降板や退社の意思はなく、今後も担当している企画コーナー「そもそも総研」への出演など、別の形で参加する可能性を伝えている。

 一方、13日付のニュースサイト「NEWSポストセブン」は、「同番組を降板する意向を固めた」と断定的に報道。これまでも的外れな発言が批判を浴びるケースが少なくなかったものの、今回ばかりは同局もフォローできなかったようだとしている。

 19日の放送内容への関心が高まる中、あらためて『羽鳥慎一 モーニングショー』内での玉川氏の印象的な発言を振り返ってみたい。

玉川徹氏の問題発言その1「僕がハムスター飼ってた時、仰向けになってた時は死んでた時ですから」

 6月14日の放送では、仰向けになって眠るハムスターのかわいらしい動画が紹介された。そこで、MCの羽鳥慎一が“ハムスターはうつ伏せで寝るのか”という疑問を口にすると、玉川氏は「仰向けで寝ないと思いますよ。僕がハムスター飼ってた時、仰向けになってた時は死んでた時ですから」と持論を展開。

 この発言に、羽鳥やレギュラー出演者の菊間千乃氏が困惑していると、『じゃあ、明るい顔で』と笑顔に切り替え、再度“ハムスターが死んだ話”を試みようとした玉川氏……。視聴者からは、「笑いながらペットの死を語ろうとするなんて、朝から狂気じみてる」「うちで飼っていたハムスターは仰向けで寝てたよ」などと否定的な声が相次いだ。

玉川徹氏の問題発言その2「オリンピックって大人のスポーツの祭典だったんじゃなかったのかな」

 2月15日放送回では、昨年12月のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応が出たことから、北京五輪・女子フィギュアスケート「個人種目」への出場が危ぶまれていた15歳の選手、カミラ・ワリエワ氏の話題に。結果的に、五輪出場の継続が認められたのだが、玉川氏は、この問題に別の角度から切り込んだ。

 「こういう若い選手がどんどん出てきているのが、なんとなく違和感」と、五輪選手の低年齢化に異論を唱え、「オリンピックって大人のスポーツの祭典だったんじゃなかったのかなと。例えば、体がまだでき上がっていない時に、大人と同じようなスポーツを競わせることに対する問題点もあるんじゃないか」などと発言したのだ。

 かと思えば、「今回問われたのは体の問題ということよりも、オリンピック選手として責任が取れるのか取れないのかという話ですよね」と話を切り替えたため、ネット上で「お前が体の話したんだろ」「14歳で金メダルの岩崎恭子は?」などとツッコミが続出する事態となった。

 昨年10月27日の放送では、結婚した秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんと小室圭さんの記者会見を振り返った。2018年に婚約が内定したものの、その後、圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが明るみに出て、結婚が延期となっていた2人。結婚発表を機に、眞子さんが一連の騒動で、複雑性PTSDを患ったことも伝えられたが、玉川氏は佳代さんの金銭トラブルについて、「一部の雑誌によって“作られた問題”だと僕は思っている」「あたかも小室さんのお母さんが『借金をしていた』ということが事実として独り歩きしているが、当初から借金かどうかわからないわけです」と発言したのだ。

 すると、玉川氏は突如、「僕はこの問題、やりたくなかった、個人的には。今だから言うけど」「でも、やらざるを得ないと。番組でやるということであれば。それは違うんじゃないですかということを、ずっと僕は言い続けなきゃいけないと思ってやってきました」と“ぶっちゃけ”たため、視聴者から「あなたも攻撃した側の一員。ズルいわ」「自分だけ逃げるなよ」「今言わないで会議とかで言うべき」などと批判的な声が飛び交うことに……。

玉川徹氏の問題発言その4「全部スクリーンショットを撮ってあるんです」

 昨年9月14日の放送では、中川翔子やAdoら、誹謗中傷被害に悩む有名人について特集。この時、玉川氏は「僕も誹謗中傷あるんですよ」と切り出し、「自分では見ないようにして、ほかの人に見てもらっている」「ひどいのがあると、全部スクリーンショットを撮ってあるんです」「ここ2年ぐらいはひどいんですね」と明かした。

 これに対し、ネット上では「玉川さんの場合は、発言内容に対する視聴者の怒りがネットに上がってるだけ」「だったら責任持って発言してほしい」といった指摘のほか、「玉川さんも気にしてるんだ!」と驚きの声が続出。

 今回、事実誤認発言で大炎上した玉川氏だが、10日間の謹慎中もスクショを撮っていたのか、気になるところだ。

 昨年6月15日の放送では、いつになく玉川氏が弱気になる場面が話題に。放送では、SNS上で話題になった「今まで辞める人たくさん見てきたけれど、新卒2年目の『この会社で偉くなってもランチが食パンなので辞めます』は最高だった」という投稿が紹介され、玉川氏は「(上の人間からすると)目指すべき姿を、後輩に自ら見せるっていう話ですよね」と前置きした上で、「前から疑問に思っているんだけど、誰も僕の仕事(ディレクター兼コメンテーター)を目指してくれないんだよね」と嘆き始めた。

 また、若手ディレクター4人に“玉川氏のようなポジションを目指したいか”とアンケートを取ったところ、「誰一人として目指していない」ことが判明したとか。これに、玉川氏は「僕は寂しいですよね」「(自分のようになれる秘けつを)誰も(聞いて)来ないし、4人は全然考えてもいない」とボヤくのだった。

 来年、定年を迎える玉川氏。ネット上では「玉川さんの鋭いコメントが毎朝楽しみだったから、番組やめないでほしい」というエールも見られるが、果たして、19日の放送では何が語られるのだろうか。

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